千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

3月20日 お彼岸法要・黒豆弁当

2013-03-20 20:24:06 | グルメ
「暑さ寒さも彼岸まで」

今年はお彼岸前に桜の開花がありました。

冬は異常に寒かったかと思えば春は突然やって来て、

植物も戸惑っていることでしょう。


お彼岸の中日、私のお寺ではお彼岸の法要があります。

恒例の黒豆ご飯のお弁当作りに8時過ぎからお寺へ参りました。

3升のお米に6合のもち米、それに炒った黒豆を入れ炊き上げます。

これを7回。

1回で80人分のお弁当ができます。

80人分×7回=560人分

できるはずが520人分しかできていない。

と、主任様が言ってこられました。

「もう一窯ご飯は炊いているのですか?」

ご飯は4階の調理室と庫裏の2場所で炊かれます。

「ご飯は庫裏にまだありますか?」

奥様に携帯でお尋ねすると「いいえ、全部4階に上げました。」

「ないそうです。」

おかずは煮豆と昆布がありませんが、他はまだあります。

奥様に相談すると「じゃあ、もう2升炊きましょう。」

黒豆を炒る道具から米をとぐボールまで庫裏におろし、

いざ炊こうとすると、「炊かなくても足りそうです。」

もう火はつけられました。


いつもこうなのです。

誰が記帳したのかわかりませんが、記帳もれだったのです。

Ⅰ窯で80人分、Ⅰ窯を2分して40人分づつ詰めていきます。

560食作っているのに1回記帳ミスしたのでしょう。

「でも絶対間違っていない。」と、言い張りますので仕方ありません。

そんなこんなで、私たちのお昼は2時になり、帰りも遅くなりました。


檀家の皆様が「おいしい、おいしい。」とおっしゃって下さるのが

一番ありがたいです。

疲れもお陰で吹っ飛びました。


お迎えにはP.M.5:30黒豆弁当とぼたもちをお届けしました。



 


「こんにちは、今日はお寺でお彼岸の法要がありました。」

「おときを作りましたので、お召し上がりください。」

「はあ、それはそれはありがとうございます
。」







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