千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

9月12日 町内のお節介屋さん

2012-09-12 20:34:47 | 日記
昨日夜8時からお寺の本堂で町内の役員会がありました。 

先週金曜日救急車で入院された一人暮らしの I 様の件でした。

倒れて救急車で搬送される時は血圧が230だったのが

医療センターでは140に落ち着いている事。 

医療センターでは2週間しか入院できないが

ソーシャルワーカーに事情を説明し、

次の転院先が決まるまで入院させていただく事。

現在55000円の義援金が集まり、5000円が入院費用で支出。

ご本人はリハビリをして帰る意欲を持っておられるので、

今後どのように支援していったらよいかまたご相談したい。

などの報告がありました。

「倒れる前日血圧が180あったので病院を勧めたんです。」と、

寿司屋のおかみさんが言われました。

なぜ血圧を誰が計ったのですかとお尋ねすると、

「私たちはずっと食事をお持ちしてました。皆で入院を勧めましたが頑固で・・・」

「倒れた後、家の中の生ごみは10袋出しました。

まだその3倍くらいごみがあります。」

民生委員様が 「この町内の方は本当によくしてくださいます。」とほめられました。

私もあの暑い中汗びっしょりでよく片付けしてくださり、

その上食事まで用意してくださっていたとは知りませんでした。

今後 I 様が借金もなく年金で生活を維持できるかどうかプライバシーもあるし

どうしたものかと皆途方にくれました。 

最終回答も出せず、散会しました。 

帰り S 様が「この町内の方がたはいい人っておっしゃるけれど恐ろしい町内ですよ。」

と、おっしゃるのでそういう見方もあるなあ。

でも今は孤独死をさせないためにはこうしたお節介屋さんが必要なのではないでしょうか。 


今朝、千代のオーナーに 昨日の会合の話をしました。

「区役所の総合相談コーナーに電話して出張相談を依頼したら。

借金があれば、法テラスにまわすよ。」と教えてくれました。

こちらもまたお節介が続きます。
 







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