千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

6月17日 お弁当献立

2012-06-17 19:58:43 | グルメ
フィットネスで週刊誌さんとステアマスター(階段を踏むマシーン)を一緒にしました。
話をしながら運動をするとあっという間に終わります。

週刊誌さんへ「コーラスはどこで練習されてるの?」と、お聞きすると
このムーブで週1回、月3回だそうです。

7月のムーブフェスタで
7月15日発表会があるので良かったら聞きに来てくださいと言われました。

「日曜日はお弁当作りがあるのでだめなんです。」とお断りしました。
お弁当を作って宅配しているのかと思われたようで、お向かいの100歳のおじ様へ
お届けしていると、答えると、
「まあ、いい事をなさってますね。」と、おっしゃってくださいました。

たいていの方は100歳と聞くと認知症か寝たきりの人を想像します。

「お弁当を食べられ、また長生きされますよ。」
「ええ、私のためにも長生きしていただかねば。」

そうなんです。もしこのお弁当作りがなくなれば気が抜けてしまうだろうな。
作り終えたときのほっとした気持ちは他では味わえません。

6月17日お弁当お品書

1 干物ちらし
2 酢豚
3 えびのメレンゲ揚げ
4 クラゲときゅうりの酢じょうゆかけ
5 ひじきの煮つけ
6 卵の紅茶煮
7 アスパラガスの焼きびたし
8 フルーツカクテルのケーキ


一品づつでき上がりました

1 干物ちらし

かますの干物5枚1,050円だったので3枚でよかったのですが5枚使いました。焼いて皮と骨を除き粗くむしって酒をふりかけておきます。
すし飯に干物・しょうがの千切り・のり・ごまを混ぜ込み、アサツキを上から散らします。




2 酢豚

豚肉は前日8分通り揚げて、仕上げる前にもう一度さっと揚げます。にんにく・しょうが・九条ネギ・ピーマンをいため、甘酢の材料でとろみをつけ豚肉を入れて仕上げます。



3 えびのメレンゲ揚げ

車エビ9尾では足りないので、冷凍庫にあった無頭えびを使いました。背ワタを除き背開きします。卵白でメレンゲを作り片栗粉・メリケン粉・塩を加え衣を作ります。えびに衣をつけて揚げます。


4 クラゲときゅうりの酢じょうゆかけ

クラゲは水に入れもどします。きゅうりはせん切りし塩をします。どちらもよく水を切って合わせ、ラディッシュをあしらい、合わせ酢をかけます。


5 ひじきの煮つけ

油揚げは熱湯で油抜きします。ごま油でひじきをいためだし汁・調味料で煮ます。油揚げを入れ煮詰めます。


6 卵の紅茶煮

卵は堅めにゆがき殻に細かくひびを入れます。紅茶・しょう油・八角・水で15分煮ます。


7 アスパラガスの焼きびたし

パットにだし・薄口しょうゆを合わせておきます。アスパラを焼けるそばからだし割りじょうゆに漬けこみ冷やします。



8 フルーツカクテルのケーキ


シロップ漬けのフルーツが入っているので、見た目よりトロっとしたケーキです。トースターで焼きます。




お弁当に詰め合わせ




P.M.6:00お届けしました。
「先日は沢山なお料理ありがとうございました。」
「いいえ、今日は干物ちらしです。」
顔色もピンク色でとてもお元気そうでした。
「いつも珍しいものありがとうございます。」
「器いただきましょう。どうぞお召し上がりください。」



コメント
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