横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身!その153

2009-11-08 20:46:32 | Weblog
 医療費が莫大なものとなっていることの原因因子には様々なものが考えられると判断されます。
 その中で何が主要なものとなっているかを考えた時、私は次のような因子があると判断しております。

 一つには、病気の原因が未解明であるゆえに、原因に対して直接的な治療を行う事ができぬため、治癒効果の低い対症療法にもっぱら頼らざるをえない状態にあること。

 一つには、これも病気の原因未解明であるゆえに起こることでありますが、病気の原因が主に食生活を主体とする生活環境の誤りにあることが大まかには判っているにもかかわらず、その詳細までは明らかとすることができていないため、どういう際にどう行動すべきなのかが判らずにいます。そのため、人々はその根拠も不確かな今日の常識を指針としてそれにすがろうとせざるをえないのです。
 したがって、自らは良かれと信じてその指針にしたがうわけですが、私は今日の常識の中には数多くの大きな誤りが存在すると、私どもの研究成果の上に立った観点から結論しております。
 そのため、期待とは裏腹に、知らず知らずの内に自ら病気になりやすい方向の行動をとってしまっている人間が多数であるようなのです。
 なお、なぜそのような行動をとってしまいやすいのかということに付きましては、私は、そのような行動の根源が“欲望(とくに、美味しいものを食べたいという欲望)”と直結しているからであると判断しています。

 ただし、美味しいものを食べるということは、人間にとって非常に大きな喜びをもたらす代表的なものの一つです。
 したがって、そのこと自体がすべて悪いことなのだと私は述べているわけでは無いのです。
 ただ、中・長期的に見て、累積的な食生活の誤りが慢性病の原因であるという結論も得られているわけですから、食べる量の程度などを良くお考え頂きたいのです。
 また、すでに自覚症が生じたり、体調の不良を感ずるなどのことが発生した場合には、一定期間(この期間の長短は、症状の重篤度に比例して決められます)ある種の食べ物の摂取を制限したり、時には厳禁とするなどのことを行う必要があるのだという知識を持って頂きたいと思っているのです。
 現在は、この食事節制の我慢がなかなか容易にできない方が大半であるのです。
 そこで、なぜその我慢が必要であるのか、その理由が心底納得できれば、それを実践できる方が大幅に増えるであろうと私は考えておりますので、私どもの研究成果の啓蒙に一生懸命努力しているのです。