横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その45

2008-09-26 11:10:05 | Weblog
 その改革は、医学界・医療界の改革でもありますが、それ以上に個々人レベルの改革が必須であると私は考えているのです。
 病気ことに慢性病の場合には、その根本原因が明らかとされた際には、個々人が医療の主役、すなわち、上記タイトル通りのことが可能になると私は考えています。

 なお、大半の人々はこれまで、病気は医師まかせということを当たり前としてきたようですので、自らがそれを行なうことを危険ではとか、心もとなく感ぜられることでしょう。
 しかし、例えば、ちょっと医療とは違ったことではありますが、火事ということを考えてみて下さい。
 火事もその初期の小火(ぼや)の中に気付くことができれば、備え付けの消化器や、バケツリレーで難なく鎮火することができます。
 しかし、自分の家から火を出して全焼し、更には隣近所まで燃やしてしまったとなりますと、極めて莫大な損害が発生し、人生の計画が根底から崩れてしまうことになります。

 病気も小火程度の中に適切な対処ができれば、何のことなく安全で速やか、かつ、簡単に済ますことができるのです。
 これが、例えば、重篤な心臓発作及び脳卒中などにまで病状が進んでしまいますと、外科医による手術などという大仰なことにまでなってしまい、健康保険制度でかなりの補填がなされても、相当に大きな出費となってしまいます。
 それどころか、今の時代では余程運が良くないと、治療開始までに時間が掛かりますので、重い後遺症が残ることとなったり、更には、死亡する確率も非常に高くなるのです。

 なお、火事と病気とではまったく異質の事柄でありますから、この両者を比較することはおかしいと考える方もおられることでしょう。
 確かに、異質のものの間では、本来比較のしようが無いわけです。
 ただ、病気に関しては、その原因の未解明とされていたものが原因解明されたとなりますと、盲目で手探り状態であったものがハッキリ自分の眼で確認しつつ行動できるほどの差異が生ずるわけです。
 このようになれば、健康そのものは元来その個々人にとっての最も大切なものでありますから、自らが自らを守る行動も、相当程度幅を広げて行なうことが可能となるわけです。