横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

治せぬ医療が医療費の膨大化を生む!?⑤

2009-10-23 22:15:32 | Weblog
 食生活が慢性病発症の主要因であるにもかかわらず、更には、医療費が増大してこのままでは健康保険制度が破綻する瀬戸際の危機的状態にあることを知りながら、健康を維持・増進し、病気を予防・治癒するための情報の啓蒙に、担当のお役所がさほど熱心には取り組んでいないように私には感ぜられます。
 また、一般の人々も、食生活の改革が重要だということを知りながら、また、病気になるのは絶対嫌だと言いながら、実際の行動は、食欲という欲望のまかせるままの食生活をされている人がほとんどだと私は感じています。
 人間のとる行動は、様々なケースで往々にして矛盾に満ちたものであることが多いものです。
 なぜ矛盾した行動をとってしまうのかは、ケース・バイ・ケースで色々な原因が考えられるでしょうが、私は以下のように考えています。

 すなわち、食生活に於いて、自らの欲望に任せて、食べたい物を食べ続けることと、その食生活を長年送った累積的な結果としての病気発症との間に、密接な因果関係の存在することは、大半の人々が本能的あるいは理論的に知っていることだと私は思っております。
 しかし、例え知識として知ってはいても、病気発症に至るには数年~数十年の歳月が掛かります。そして、食生活は毎日のことであり、目の前にある食事がいかにも美味しそうであると、なかなか我慢することができないようです(実は、そういう私もそのなかなか守れない人間の中の一人でありますから、余り偉そうなことを言ってばかりはいられないのです・・・反省!)。
 また、後で努力して節制して、プラスマイナスゼロとするからなどという言い訳じみた気持ちを抱きつつも、美味しい食べ物を目の前にした場合には、もうちょっと、もうちょっとと食べてしまうなどは、数多くの人々が身に覚えのあるところでしょう。

 病気ことに慢性病は、一日にしてその苦痛有る状態となるわけでありませんため、遠い将来のことを見越して節制の努力を続けることが非常に困難があるわけです。
 しかも、この食生活と病気発症との間に存在する因果関係が、現代医学では曖昧にしか解明されておりませんため、その節制の努力にもなかなか熱が入りにくいという事情も存在します。
 したがって、心底から確信の持てる病気予防・治癒に役立つ情報は、極めて価値あるものだと私は判断するのです。
 私はこのブログで、医学界ではいまなお解明できずにいる慢性病の発症原因と、発症メカニズムとを明らかとした私どもの研究成果を皆さんに提示しているつもりであるのです。