横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

自律神経の乱れを招く最大原因・酸性腐敗便 ⑤

2007-10-01 17:32:11 | Weblog
 皆さんの中には、以上の記述を非常に難解だと感じる方もいらっしゃるでしょう。そこで、ここでもう一度要点を述べておくことにします。
 人間が激しい怒りの感情を感じた際に、“アドレナリン”と呼ばれる神経伝達物質が神経節から多量分泌されることは周知のことです。そして、この際には、血圧上昇・心臓の拍動促進・瞳孔散大などが生ずるのです。さらに、激しい怒りが生じた際に脳溢血が起こりやすいことも周知の事実です。

 一方、高度の腐敗が腸内で生じた際に、アドレナリンと同等の激しい作用を持つタンパク性アミン類の産生が起こります。神経伝達物質としてのアドレナリンの分泌量は超々微量です。しかし、摂取したタンパク質が強酸性条件下で腐敗した際には、極めて莫大な量のタンパク性アミン類が腸内に産出されるのです。この物質の吸収こそ両発作の根本原因だと考えずして、他に何が考えられるでしょうか?

 また、食品が腐敗した際に、多くの場合悪臭が生ずることは誰もが知っています。そして、嫌悪臭のある物質の多くが一般的に有害であることも周知のことです。
 では、なぜ人々は特別強い悪臭ある腐敗産物が、健康・生命にとって非常に有害なのではなかろうかと想像しないのでしょうか?
 恐らく、本能的にこのような糞便に危険性を感じている多くの人々がいるに違いありません。ただし、このような腐敗便の危険性は、もちろん科学的な裏付けが得られて初めて立証されたことになります。私どもの研究成果は、この問題に関する十分な科学的根拠を示したものにほかなりません。