横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

病気の治し方お教えします④

2007-10-02 09:00:15 | Weblog
 なお、慢性病の治療は、伝染病のそれとは原因が明らかに異なりますから、その対処の方法も、当然のことながらかなり異なるものとなるはずです。

 片や病原性を持つ微生物の感染・増殖であるのに対し、慢性諸病の原因は“累積的な食生活の誤りにある”という結論に収束しているのです。
 したがって、慢性諸病治療の主要手段は、日々の生活の中での食生活を中心とする生活環境の改革というものになる必要があります。
 なお、このことは、個々人のひたむきな克己心を伴う努力が為されねば不可能な事項です。
 したがって、成果はひとえに個々人の努力次第であるのです。

 人というものは概して、努力を疎ましく思い、とかく怠惰な方向に流されがちな生き物です。
 したがって、そのような者たちの努力の上に立つ成果を予測することは、極めて難しいものがあります。
 ただ、酸性腐敗便という根本原因が明らかとされたことにより、病気の重篤さの度合いの様々な段階に於いて、それぞれの段階に応じた根本療法の手立てが得られています。
 そこで、誰しも、“死”を身近に感じた時、何とかそれから逃れたいと考えると思われますので、この最終段階の治療努力でも相当数多くの人々を助けることができると私は判断しています。

 現在、全世界では一日平均10万人の生命が慢性諸病によって奪われています。
 私は、“もしかしたら自分は間も無く死ぬのかも知れない”と感ぜられるほどの最終段階での酸性腐敗便に対する治療処置でも、一日あたり1万人近くを助けることが可能では無かろうかと予測しているのです。
 もっと早期の段階で酸性腐敗便学説に沿った健康の維持・増進の努力を数多くの人々が行って下されば、助けられる人の数はこの2~3倍ぐらい助けることも十分夢ではないと私は考えているのです。


追記 : “病気の治し方お教えします”のタイトルでの記述は、この後しばらく間を置いて続きを述べることとしたいと思っております。