横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

ニュース(その3)

2007-08-09 14:30:00 | Weblog
昨日、以下に示すようなニュースを見つけ、私はこの記事に強い興味を持ちました。


肥満、家計にも「重く」…20キロ超過で医療費2・5倍
8月8日21時14分配信 読売新聞
肥満は家計の大敵――。平均体重より約20キロオーバーすると、医療費は糖尿病で2・5倍、高血圧症で1・3倍に膨らむことが、京都大経済研究所の古川雅一研究員(医療経済学)の調査でわかった。

肥満が健康を脅かすだけでなく、家計にも重い負担となることが裏付けられ、古川研究員は「家計のためにもダイエットを」と呼びかけている。

 日本人の平均身長(男性167・1センチ、女性153・7センチ)と平均体重(男性65・6キロ、女性52・9キロ)の場合、体重を身長の2乗で割り、肥満傾向を測る体格指数(BMI)は23前後。日本肥満学会は25を超えると「肥満」と判定している。

 解析では、BMIが23では、1人当たりの年間医療費は糖尿病で9万1000円、高血圧性疾患が5万円だが、体重が約20キロ増えてBMIが30になると、それぞれ22万7000円、6万5000円となり、肥満度が上がるにつれて医療費も増加した。


 何ゆえに肥満や糖尿病、高血圧症となるか、その原因を考えた時、食生活と運動不足とストレスという問題が浮かび上がります。また、これに関連するものとしては、社会的な因子、個人の性格的な因子、経済的な因子などがあるかと思います。
 例えば、単身で生活している者では、食事はもっぱら外食となりがちです。その場合、自分の嗜好で食事が選択されることになるため、どうしても好きな食べ物ばかり食べがちで、また、とかく過食に陥りがちです。また、仕事上でストレスが多く掛かる場合には、その発散の手段としてアルコールに依存する人が多数おられます。さらに、摂取するカロリーに比して消費するカロリーが小さい生活を送っていれば、太るのは当然です。

 これらの症状が生ずる主なる元凶は、このような症状(あるいは病気)の生ずる原因と発症のメカニズムとが示されていないことにあります。
 これらの症状の解決策は色々とあるのです。ただ、いづれの手段も努力や克己心を発揮することの求められるものがほとんどです。

 正しいと自らが理解・納得できる情報にしたがい、自ら意を決して努力しないと成果は得られないのです。これらの症状・病気に関する私どもの研究成果は、それぞれこのブログでもおいおい述べてゆきたいと思っています(なお、ここでは肥満との関係だけの研究成果でありますが、肥満していなくても類似の病気は起こりうるので、痩せていれば安心というものでもありません)。