横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

お先真っ暗の日本を救う画期的一手段(その1)

2007-08-10 12:05:48 | Weblog
 現在の日本では、将来に対して漠然とした強い不安感を抱いている方が数多くおられるようです。
 実際、このことを裏付ける明白な一つの証拠と言い得るものとして、日本人夫婦の子供の出生率が1.3ほどと極めて低いことがあると判断されます。(子供一人を育てるには相当な出費を覚悟せねばならないので)ゆとりを持った生活を送りたいと考える夫婦が増えていることも少子化の一因ではありましょう。しかし、明るい将来の展望を持てないと思っている方の多いことが最大の原因であろうと私は感ずるのです。

 国家経済を、“親方日の丸”に象徴される言葉の下に、杜撰(ずさん)な運営を長年続けてきた結果として、天文学的な数字と思えるほど巨額な負債を抱えるに至ったことはご承知の通りです。
 このこと自体は、政治家や、その政治家を担ぎ上げて当選させた暁に、税金を用いて行う各種事業に参画して利益を上げてきた一部の者たち、さらには、その事業推進にたずさわったお役人たちのしでかしたことです(但し、このことをうすうす知りつつも、一人の力ではどうしようもないという諦めの気持ちで放置してきた我々も、不条理とは感じますが、応分の責任を負わざるを得ない羽目になるわけです)。
 そして、高齢化社会への入り口を迎えた今日、その累積したツケは、福祉関係予算の大幅なカットという形で、とくに弱者に重くのしかかってきています。

 例えば、介護のための入院ベッドも医療費削減の対象となり、次々と廃止されています。
 つい少し前までは、3ヶ月毎に別の病院へと次々と転院させられて非常に大変だということを私は耳にしておりました。ところが最近では、転院までの期間が半月ほどとかなり短くなってきているそうです。
 したがって、かなり高額な金額を支払って有料介護施設に入ることのできる、相当裕福な家庭の者だけが、十分な介護サービスを受けられるという時代に大きく変わってきています。

 核家族化が進んだ今日、このまま事態が推移しますと、5年後、10年後、20年後に老齢期を迎える人々の介護はどのようなものとなるかを想像した時、背筋に氷どころかドライアイスを突っ込まれたほどの、心底から寒気・痛みを感ずる方が極めて数多くおられるであろうと私は推察致します。
 いや、最早ほとんど諦めており、今はまだ健康であるので、“先(将来)のことを今は考えないようにしておこう“という態度を取られている方が大半であると私は推察するのです。