横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

ニュース(その2)続きの続き

2007-08-08 09:34:15 | Weblog
 ここで採り上げたニュースは、歯の本数とその形態の変化に関するものでしたが、近年はこれ以外にも、体力の弱化や消化機能の低下を示すニュースにしばしば接します。

 例えば、子供たちの体格と運動能力に関しては毎年その統計成績がニュースとなります。
 体格は、“大きいことは良いことだ”という視点でとかく評価されがちなものでありますが、年々体格は大きくなってきています。
 一方、運動能力はというと、年々衰退する方向にあるとの報告がされています。
 今日の子供たちの食事は、質、量ともに十分です。そして、余り運動をせず、軟らかい食品を好み、しかも、さほど噛まずに飲み込む食べ方をする生活を送っている者が多いようです。
 このような生活を彼らがもし今後も続けて行くようであれば、酸性腐敗便が頻度高く産出・吸収されることになりますので、糖尿病や各種の循環器系疾患、あるいは、泌尿器の障害からの腎臓病などに罹患する確率が高まるであろうと推察されます。すなわち、慢性病の予備軍と言い得る者たちとなっているのです。

 また、便秘症の方が近年非常に増えていることを耳にします。
 この便秘症は、食べたものの消化能力が低下した結果として現れてくる生理現象であるのです。
 便秘症は現在、これを大したことでは無いと侮る人が多いのが実状です。しかし、この症状が僅かに進むと、酸性腐敗便の産出頻度を高める因子となるものですので、侮らずに対処し、これを治癒するよう努力することが大切であると私は判断しています。
 このような地道な対処を行わずにいることが、慢性諸病の蔓延・症状の増悪化を招く一因になっていると私は考えております。