横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

ニュース(その4)

2007-08-15 09:32:50 | Weblog
 昨日、以下に示すようなニュースを見つけ、私はこの記事に強い関心を持ちました。


都営住宅に66歳母と40歳息子の遺体、ほぼ同時に病死か
2007年8月14日(火)11:56              YOMIURI ONLINE
 13日午後7時50分ごろ、東京都北区浮間3の「都営浮間住宅」14号棟3階の無職鈴木ヨスミさん(66)方で、ヨスミさんと息子の無職有次さん(40)が風呂場に倒れているのを、訪ねてきたヨスミさんの妹と警察官が発見した。
 2人はともに死亡しており、死後2、3日経過していた。目立った外傷がないことから、警視庁赤羽署は、2人がほぼ同時期に病死したとみて調べている。
 調べによると、有次さんは、脳性まひを患い、体が不自由で、ヨスミさんと2人暮らしだった。2人が倒れていた風呂場は、ユニットバスで、奥の便器付近に有次さんが倒れ、ヨスミさんは入り口付近にうつぶせになっていた。


40歳になる脳性まひを患った息子さんを66歳になる母親が介護する生活がどれほどの期間続いていたのかについては記載されておりませんでしたが、共に無職で都営の集合住宅でどのような暮らしをされていたのでしょうか? 
 失礼に当たるかも知れませんが、このニュースを聞いた大半の方が、“将来を悲観しての何らかの方法による母子心中”を頭に思い浮かべるであろうことと私は推察致します。
 目立った外傷がないことから、警視庁赤羽署は、2人がほぼ同時期に病死したとみて調べているとのことです。しかし、外傷は無くても人が死ぬには色々な方法・手段があります。
 また、餓死ということがこのようなケースで時々ありますが、“病死”と発表されておりますことは、餓死の可能性は無いということでありましょう。

 毎日多数の事件・事故が発生しておりますので、この件で事件性ありと判定される何らかの手掛かりが後に見つかっても、ニュースとして伝えられることは無いかも知れません(なお、事件性ありという結論がもし出たならば、私の以下に述べる判断は的を射たものでは無かったことにもちろんなります)。
 そこで、この件に関してもし事件性がまったく無いとしたら、このお二人がほぼ同時期に亡くなられることは、酸性腐敗便の産出・吸収以外には考えられないと私は判断するのです。

 お二人はおそらく、一緒の食事を摂られていたと思うのです。その食事が少し痛みかけていた、あるいは、軽度の食中毒を起こしうるようなものであって、下痢(酸性腐敗便とほとんど内容的には同じものである)を強く起こし、激烈な作用を持つ酸性腐敗産物を多量に吸収して、急性心衰弱死(あるいは、脳卒中死)を起こしたものと推察するのです(さらに、8月に入ってからの連日の猛暑で体力消耗し、消化能力の顕著な低下が起こっていたことは十分考えられます)。
 “2人が倒れていた風呂場は、ユニットバスで、奥の便器付近に有次さんが倒れ、ヨスミさんは入り口付近にうつぶせになっていた”と記載されていますが、風呂に入ろうとしていたのか、あるいは、トイレで用を足していたのか(下痢便を排泄しようとしていたのか)などの状況まで判れば、私の判断はもっと確信に満ちたものとなると思っています。

 私どもは、色々な形で酸性腐敗便が原因となっての犠牲者が莫大な数発生しているという結論に達しているわけですが、このような原因でほとんどの人間の健康・生命が奪われるのだという知識を、とにかく速やかに数多くの人々に知らせたいと望むばかりです。
 この度のお二人のご冥福をお祈りしたいと思っております。