横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

多発する入浴中の死亡事故①

2009-12-21 20:35:13 | Weblog
『8 Mile』の女優ブリタニー・マーフィ、32歳で死去12月21日6時10分配信 シネマトゥデイ

 本日上記のようなニュースが入りました。
 アメリカの女優・ブリタニー・マーフィさんが心臓発作で亡くなったというのです。“ロサンゼルス・タイムズなど複数のメディアが伝えるところによると、ブリタニーの死亡原因は明らかにされていないが、20日の日曜日に自宅でシャワー中に倒れ心停止の状態になっているのを母親が見つけ、ロサンゼルスのシダース・シナイ医療センターに搬送されたがそのまま死亡した”
 以下、この女優の死亡が、事故乃至事件性は無いはずのものとして、入浴中の病死としての私の見解を述べます。

 我が国の入浴に際しての死亡者数は思いのほか多数で、近年の年間交通事故死者数の倍近く、1万4千人ほどもおられます。なお、この件に関しては何度かこのブログでも採り上げてきております。
 医学界では、このようなケースの死亡原因を、浴槽内と脱衣所との温度差や、入浴で発汗することによって生ずる血液粘度の増加、あるいは、体の血管の拡張によって生ずる脳貧血による失神などなどによるものとしております。
 なお、上記しましたような諸因子が高度に負荷された場合には、死をも招く原因となりうることは、物理的にさもあらんと、一般の人々にも素直に理解できることではあります。

 ただ、日本人は世界の中でもお風呂好きの国民として知られております。大半の日本人は、ほとんど毎日、少なくも2,3日置きに入浴されているはずです。
 そこで、もし上記しました因子が、入浴中の死亡のほとんどの原因でありますならば、死亡する以前にも、程度は軽度であっても類似の経験をしていて良いはずだと私は思うのです。
 中には、入浴中に、“何か変だナァ?”と繰り返し感ずる体験されていた方はおられたかも知れません。
 ただ、年間1万4千人余もの死を、上記しました諸因子だけに負わせて、それで納得してしまっていて果たして良いのだろうか?と私は強く疑問を感ずるのです。