横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身!その181

2009-12-21 19:54:51 | Weblog
 人間の生命が有限である以上、いつの日か各種組織の機能低下は必然的に生じます。したがって、主要な死亡原因疾患は当然、この必然的な機能低下によって生ずるという性質のものであるはずです。
 ただし、90~100歳以上までも生きれば、組織の機能低下も当然起こってきますので、このような歳で亡くなられることは人間の宿命として受け入れざるを得ないでしょう。
 問題は、このような歳まで生きられる可能性がありながら、遥かに若い歳で亡くなられる人の方が圧倒的多数であることだと私どもは考えております。

 自ら振り返って今まで歩いてきた人生を考えて見ました時、例えば、自転車や自動車に乗っていたりして、“あわや!”と感ずる体験をされている方は数多くおられるはずです。
 また、急に気分が悪くなり、もしかしたらこのまま死ぬのではなどという思いを体験された方も多くおられるはずです。
 人間の一生は山あり谷ありです。健康面に於いても同様に山あり谷ありです。
 そして、最初の危機で引っ掛かってしまい、命を落とされる方もおられれば、何度目かの危機で落命される方もおられます。恐らく、寿命が尽きる最期に至るまで、すべての危機を回避することのできたという方はほとんど皆無に近いというのが正直なところだと私は判断しております。

 できるならば、人生の中に数多く存在する危機という罠に、歳若くして引っ掛かること無く、十分生きたと感ぜられ後に止む無く引っ掛かることが望ましいはずです。
 そこで、何が原因でどのようにしてその危機は訪れるのか?危機をあらかじめ回避する方法・手段、あるいは、危機に引っ掛かりかけても抜け出せる方法などに関する適切な情報を人々は自ら得るよう努力する必要があると私は考えております。
 残念ながら医学界は現在、このような情報のごく一部しか人々に示せていないと私は考えているのです。