横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

肉を多く食べると大腸がん

2011-11-29 04:17:05 | Weblog
肉を多く食べると大腸がん…調査で裏付けられる読売新聞 11月28日(月)12時1分配信

 昨日上記しましたようなニュースが入りました。

 日本人の場合、かつては胃ガン患者が飛びぬけて数多く存在するという、世界の中でも特異な発生傾向の民族で、腸ガン患者は極めて少数でありました。
 これが戦後、食生活の欧米化が極めて急速度に進行すると共に、欧米人に近いガンの発生傾向に変化し、腸ガン患者が急増したのです。
 このようなことからも、肉食と腸ガン発生との間に密接な因果関係の存在することは十分予測できました。

 私どもは、酸性腐敗便は腸ガン、肝臓ガンの主要因であるという結論に達しております。
 すなわち、酸性腐敗便中に産生されるタンパク性アミン類の極めて強力な傷害作用が、頻度高く患部に作用することで、腸及び、腸から吸収された物質が最初にたどり着く臓器である肝臓を強く傷害し、この繰り返しの傷害が発ガン原因であると結論しています。
 私どもの発ガン理論は、理論部分だけで一冊本が書けるほどの分量がありますため、まだほとんどこのブログに記したことはありませんが、発ガンの根本原因の解明に成功した研究成果であると自負しております。

 アメリカ合衆国に於いては、アメリカの医学界自体はまだその成果を正式に認めていない状態にあるのかも知れませんが、マックス・ゲルソン博士が考案したゲルソン療法により非常にガンに対する治癒成果の上がっていることが知られています。
 ゲルソン療法で行われていることは、徹底した食生活改革と、糞便の排泄です。
 私は、私どもの酸性腐敗便学説は、ゲルソン療法がガンの治癒に効果を持つことの根幹部分に対する理論的裏付けとなる科学的根拠を提供するものであると強く確信しております。

 日本人の場合、長年の草食生活を送る中で培われた草食に適応した消化器が、急速度に肉食に変化したことに適応できずにおり、酸性腐敗便の頻度高い産出・吸収が起こって、腸ガンや肝臓ガンの激増を招いたとして理解することができます。
 日本人の肉食の度合いは欧米人のそれに比べまだまだ低いと言えますが、上記しました消化器官の肉に対する消化能力に関して、彼我の間に大きな差異があると判断されますので、少ない摂取量でも酸性腐敗便の産出頻度は高くなると考えられます。
 日本人は他国民に比べ、“旨い”食べ物に執着する傾向が極めて高いと考えられ、肉は旨味成分を多量に含む食品でありますため、なかなか肉に対する節制を行うことが困難です。また、酸性腐敗便というものの存在を今もなお人々が知らぬ状態にありますので、肉が時に“毒”と呼んでも過言で無いものに変わることをまったくご存知無いのでなおさらです。
 また、時代の変化の中で、肉という食品が非常に安価となり、このものを主体とした食生活を送ることが極めて経済的であることも、酸性腐敗便の産出頻度を増加させ、近年の慢性病の蔓延を招く主要因となっていると私どもは結論しています。