横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身!その169

2009-11-29 15:32:32 | Weblog
 私は、このブログで過去に、質と量ということを述べたことがあります。質と量というものは、或る物質の持つ二つの側面を表すものであります。
 例えば、パソコンなどに於いては、パソコンの装置自体はただの機械の詰まった箱のようなもので、いわゆる“ハード”と呼ばれております。このハードは主には量に属するものと言えましょう。
 このパソコンを価値あるものとするのは、ソフトと呼ばれる情報があって初めて、その用途が無限に近いほど広がります。ソフトは主に質に属するものと言えましょう。
 そして、“ハードよりソフトが大事”というような言葉が良く耳にされます。
ただ、ハードが存在してのソフトであるのは言うまでもありませんが、パソコンでは情報を探したり、情報を伝達したり、情報を操って色々な作業を行うことが目的とされますので、ソフトの重要性の度合いが勝ると判断されるようです。

 ところで、この質と量ということを現行の医療に対して当てはめて考えて見ますと、私は、量の要素に対する評価が圧倒的に勝った状態にあると判断するのです。
 我が国の場合、医療報酬の算定で、検査と処方した薬剤の項目に関するものが圧倒的に大きなパーセンテージを占め、診断料など質に属するものの占める割合は非常に低くなっております。
 ところが、病気の予防・治癒に関しては、情報がその成否のカギを握る極めて重要な存在であるのです。