横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

座して死を待つのか? それとも・・・⑥

2008-02-20 08:45:43 | Weblog
 今日の人間は、科学というものは過去から現代、更には未来に向かって、一方方向にのみ進歩するというふうに考える方が多いようです。
 しかし私は、そうでは無い場合がままあると考えています。

 近年、日本人の伝統的食生活は、欧米先進諸国に於いて、味覚という点はもちろんのこと、また、科学的視点からも極めて高く評価されております(日本人の伝統的食生活が欧米に於いて、最新の科学の上に立った観点からも極めて高く評価されているという事実を、余りご存知無い日本人が意外に多数おられるように私には感ぜられます。もっと厚生労働省などが先頭に立って、このような事実を国民に知らしめるよう、なぜもっと強くアピールしようとしないのか? 私は強い疑問を感ずるとともに、非常に残念に感じています〔慢性病患者が激増している今日、このような事実の啓蒙を行うことは、極めて有効なものであり、医療費抑制策としても非常に対価効率の良い施策であると私は考えるのです〕)。

 実際、日本人の伝統的食生活にその発祥の基盤を置くマクロビオティックも、本国の日本よりも欧米諸国の方が盛んであると私は耳にしております(私は、日本人の築き上げてきた諸文化の中には、世界的に見ても極めて秀逸したものが幾つも存在すると確信しています。日本の食文化も世界に誇りうるものの一つだと思っています。ただ、日本人はとくに今次大戦敗戦以降、自信喪失が主たる原因であると思われますが、とかく自らを卑下する自虐的な思考をする人が多くなったようです。そして、日本人の過去に創り上げてきた物事すべてに対して、価値を低く見る習性となったこともこのことに関係すると私は判断しています)。
 この理由は以下のようなことによるものであると私は判断しています。

 すなわち、日本人の伝統的食生活よりも欧米のそれの方が、例えば私の提唱しております酸性腐敗便学説(酸性腐敗便に関しては、詳しくは私著『医療革命』をご参照下さい)の観点から見て、遥かに酸性腐敗便を生じやすい劣悪なものであると判断することができるのです。
 したがって、日本人の伝統的食生活に近いものとすることにより、慢性病の根本原因であると私が結論しております酸性腐敗便の産出頻度を低く抑えることができます。このことの影響は非常に大きなものがあると考えられますので、この改革の実施を通じて、心身ともに健全な状態にリフレッシュされることが短期間の中で感ぜられるはずであると私は判断するのです。

■ 私著「医療革命」について
 このブログでも再三採り上げております“酸性腐敗便ほか”の内容をコンパクトにまとめた「医療革命」は一般書店にもネット書店にも置いてありませんが、手元に在庫が二千冊ほどございます。お買い上げいただける方がおられましたら、yokota-labo@u01.gate01.comまでメールをいただければ幸いです。1600円+送料290円で、郵便振替用紙を同封して本をお送りいたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。