横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その39

2008-09-20 09:24:01 | Weblog
 一昨日、北海道の旧瀬棚町で行なわれた医療費を減らす試みについての数年前の新聞記事を私はこのブログに採り上げました。
 それによりますと、10年足らずの間で、改革の柱を予防重点に大変換し、様々な努力を行った結果、3~5割近く医療費の削減に成功しております。
 人口3000人に満たない町で、年間5億円近く出費が抑えられたわけです。この5億の中の町自体の実質負担減がどの程度かは判りかねますが、高齢者の多いこの小さな町にとっては、かなり大きなものであろうと推測されるのです。

 もちろん、これらの改革は、既存の知識・情報を総動員して行なって得られたものであるわけです。すなわち、医学界が病気の原因未解明の状態の下での知識・情報であります。
 それでも、努力の方向は大まかには判っていますから、瀬棚町の例は、努力しさえすれば何割かの医療費の削減が可能であることを示す良い実例であると私は判断するのです。
 したがって、既存の知識・情報を駆使するだけでも、皆がやる気にさえなれば、医療費を1~2割ほど減少させることは難なく達成可能であると私は考えています。

 私が考えておりますのは、原因未解明の状態の下での改革の努力では無く、原因が解明された下での努力です。
 努力というものは、何を目的としたものであれそれを行なうのは結構しんどいものであります。
 それでも、何故にその努力が必要であるのかその理由が理解でき、それを行なった場合にはどのような成果が得られるのかがハッキリと想像できれば、行なうに際しての意気込みがまったく違ったものになります。
 当然、得られる成果も大幅に違ったものになるはずだと皆さんもお思いになれませんか?
 私は今、日本の将来を非常に強く危惧しております。それも、将来と言ってもそんなに遠い先の日のことでは無いのです。その内容に関しては次回に記すこととしますが、一刻も早く改革が行えるように極めて急ぐ必要があると考えているのです。