横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その40

2008-09-21 11:04:17 | Weblog
 今年(2008年度)の医療費の総額は、多分35兆円前後であろうかと私は推測しております。
 この医療費が17年後の2025年には何と! これよりほぼ倍増すると厚生労働省は予測しています。
 また、年金の支払い総額は現在60兆円近くと記憶しておりますが、2025年には80兆円近くになるのではないでしょうか。
 単純に計算して、これらだけで現在より50余兆円も支出が増えることとなります。
 右肩上がりの経済成長が終わった今、こんなに歳出乃至出費が増えたら、世の中が不況となりますので、歳入がますます減る悪循環に陥るという、更なる悪いシナリオが待っていることになります(65歳の年金支給開始年齢を2,3年遅らせるという話もちらほら聞こえてきていますのに、これだけの金額をどこから捻出しようと考えているのか、強い疑問とともに恐怖を私は感ずるのです。一般の人々にとっても大きな影響が直接に及ぶ話でありますのに、冷めているのか、もはや諦めているのか、なぜか余り騒ぐ声が聞こえてこないのはどうしてなのでしょうか?)。

 国債の発行額が毎年30兆円余という、負債が年々累積する形の国家運営を長年してきておりますことはご承知の通りです。
 歳入と歳出とのバランスがとれた財政とする方策としては、結局のところ消費税の大幅なアップ以外には無いということになるのでしょう。
 そこで、将来予測される消費税率を単純に予測計算してみますと、30%余にもなるのではと私には思われます。
 天下り先など金食い虫の存在である政府の外郭団体をバッサリと大鉈を振るって切捨てたとしても、せいぜい数%ほど減らせるほどにしかならないのではと思えます。
 あと大きく減らせる可能性があるものとしていったい何があるでしょうか?

 私は医療費がそのトップに来るものであろうと考えているのです。