横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

今度の選挙後は医療改革のチャンス!

2009-08-25 21:24:37 | Weblog
崩壊へと向かう医療制度問題の全体像を語れる政党の不在

 本日ネットサーフィンをしていて、今度の選挙の各党が出したマニフェストの中の医療分野に関して比較した、上記のような記事を見つけました。
 記事の中では、以下のように結論しております・・・“高齢者比率は上昇の一途を辿ることは誰の目にも明らかです。そして、このままでは、いずれは「老人保険料の引き上げ」、「公庫負担の引き上げ」か「老人医療の質の切り下げ」を選択しなければならなくなるのは必至とも言えるでしょう。今回のマニフェストを見ると、目先の保険制度の話の良し悪しにのみ終始していて非常に残念でなりません”

 高齢化社会の本番を急速度で迎えつつある中で、限られた予算の中で遣り繰りすることを常識にのっとって考えますと、“「老人保険料の引き上げ」、「公庫負担の引き上げ」か「老人医療の質の切り下げ」を選択しなければならなくなるのは必至”という結論しか出てきません。せいぜいその中での力点の置き方に工夫を加えるぐらいのものでしょう。
 
 そして、本日以下のようなニュースも入ってきています。
人間ドック、異常なし10%割れ 昨年受診者(共同通信) - goo ニュース
 高齢化社会を迎えつつある中で、真に健康と言える人が少なくなっている、すなわち、病人が増えているのです。これではますます状況は悪くなる一方です。

 今度の選挙はどうやら、政権交代が実現するものとなりそうな見方が圧倒的となってきているようです。
 本来役所の業務の一部組織であったものを、わざわざ外郭団体として設立し、天下りの組織として築き上げたものに対し、新規の政権がどれだけ大ナタを振るえるのかが強く期待されます。
 
 さて私は、もっぱら医療などに関心を持つ者であります。そこで、この方面に関しての改革が、“「老人保険料の引き上げ」、「公庫負担の引き上げ」か「老人医療の質の切り下げ」を選択しなければならなくなるのは必至”というような固定観念でいつまでも行われていては非常に困ると考えているのです。
 上記のような選択肢以外に、病人の数を2~5割ほど大幅に削減し、そのことから生ずるであろう5~10兆円ほどのお金を、外科、小児科、産婦人科、救急などの診療科の充実と、介護ベッドの復活、給与が余りに低賃金であるため成り手が不足している介護士の給与をまともなものとすることに振り向けるなどの諸改革を是非とも行って頂きたいと強く希望しているのです。

 そんなことは夢だというお考えの方が今現在はほとんどであることでしょう。
 ただし、物理・工学系の科学は信じられないほどの飛躍的な発展を遂げ、人々の様々な夢を実現してきていることはご承知のとおりです。
 医学も科学の一分野であります。ただ、上記諸分野の科学と比較しますと、その歩みが極めて遅々としたものと感じられるものでありました。しかし、科学である医学は、一つの発見を転機として、様変わりした世界を具現化させることのできる学問であるのです。