横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

生産性がより向上せねば、日本の生活レベルは低下する!

2009-08-26 21:14:58 | Weblog
 今日もネットサーフィンをしていて、面白いナァと感ずる記事を見つけました。それも今度の選挙のマニフェストに関わるもので、以下の記事の中の一節です。

与謝野氏発言に選挙後を見る英語メディア、日本は変わるのかと――JAPANなニュース

 この記事の中に、私が良く見るテレビ東京の番組、WBS(ワールド・ビジネス・サテライト)のゲストコメンテーターのお一人であるモルガン・スタンレー証券のロバート・フェルドマン経済調査部長が、“民主党も自民党もマニフェストで景気回復や経済成長率には触れても、生産性の向上にほとんど言及していないと指摘。「日本で起きている変化を推し量る本当の指標は、社会の高齢化のスピードなのだが、政治も経済もこの急速な動きに対応できていない。現状よりももっと速いペースで生産性が向上しなければ、日本の生活レベルは低下する。しかしこれにきちんと対応するための政策調整はまだ不十分だ」と警告しています。”という部分です。

 私も父と同様、経済的な分野に関しては、一般的レベルに比して相当に疎い部類に属する者なのです。したがって、上記のような今の日本の現状の問題点に対する、第一線の経済人の見方を知り、「高齢化のスピードに対応した生産性の向上が図れなければ日本人の生活レベルが下がる」という相関関係があるのかということを、上記記事で知った次第です。
 “生産性の向上”というと、より良い製品などをより効率的に作るということを一般的には意味すると考えられます。ただし、このような一般的な意味での生産性の向上は、それぞれの企業などで努力をして頂く必要があります。

 私は、医学界の生産性の向上ということも、日本人の生活レベルを上げる手段の一つになるはずだと、上記の記事から思い付いたのです。
 すなわち、高齢化社会の本番を迎えつつある上に、日本人の人口構成は頭でっかちのものとなっております。そこで、医学界の生産性が飛躍的に上がらないと、今後数十年間は、日本の経済にとって極めて大きな重荷を背負い込む状態が必然的に生まれることとなります。
 そこで、医学界の生産性を現在より何倍というほどに高めなければ、この負担の増加を相殺することはできないことになるでしょう。

 しかしながら、現行の医学の生産性は、多くの診療分野で他の産業と比して桁違いなほどに低いと私は感じております。
 この生産性が低いことを、機械などと比べ人間の体は桁違いに複雑であるという言葉で説明してきております。そして確かに、遥かに複雑であるのは間違いない事実です。
 ただ、ほとんどの病気の原因とその発症のメカニズムとが、今日もなお原因未解明とされていることは、果たして本当にそうなのかという疑問を皆さんは抱かれないでしょうか?
 原因未解明の状態の医療と、原因が解明された下での医療とでは、生産性の上で格段の差異が当然あるに違いないのです。
 多くの医師が“医療崩壊”という著書を著されております。その崩壊の意味は色々なものを含むと推察されますが、一番の元凶は、現代医学がほとんどの病気の原因を明らかとすることができないままでいることにあると私は確信しております。

 日本の社会が少しでもまともな状態を長く維持できるようにするために、経済的な意味での莫大なマイナス因子であり、自分自身あるいは近親者の病気さらには死亡という不幸をできる限り遠ざける方法として、病気(ことに、慢性病や自己免疫の関係する難病)の原因を解明した情報は、医学界の生産性を画期的に向上させ、日本人の生活レベルの低下をできるだけ防ぐ有力な手段になると私は強く確信するのです。私はこの病気の原因を解明した情報をこのブログに長年記してきているのです。
 どこかの政党のマニフェストでも採り上げて頂けないものかと密かに私は期待しているのです(ただ、色々ある業種の中には、私にとっては非常に信じがたいことなのですが、スムースに病気が治られては困る[業績にマイナスが生ずる]と考えられる人々もおられるようなのです・・・)。