横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

社会保障と税の一体改革(その18)

2012-08-30 23:28:58 | Weblog
 この切羽詰まるよりも前に手を打つことが可能となれば、人的・経済的損失を極めて大幅に削減できることになりますことから、この問題の究明が一刻も早く熱心になされる必要があるはずです。
 しかし、この世の中に於いて物事は必ずしも、個々の人々にとって良い方向のみには進まないということを知る必要があります。
 何故かというと、切羽詰まるよりも前に適切な手を打つことができるようになると、重篤な病気になる人が大幅に少なくなってしまうことが起こってしまいうるからです。
 なお、このことは、個々人にとっては極めて喜ばしい事態が出現するということになりますが、病気が増えること乃至病気が減らないことによる儲けを当てにしている人々・企業・組織にとっては、このような事態の到来は必ずしも望ましいこととは言えないようなのです。
 ただし、果たして儲けを当てにしている人々・企業・組織が、意識して故意にこのような行動をとっているのか否かは私にも確かなことは判りません。

 
 ところで、病気に対する治癒成果を画期的に上げるためには、病気の根本原因を明らかとすることが最も効果的であるはずであります。
 ところが、現実にはなぜか早々と病気の根本原因解明という正攻法の攻略方法を諦めてしまったためなのか?最近は再生医療や遺伝子療法などばかりが注目されております。
 慢性病の原因に対する世界中の研究者たちの結論はとうに、“累積的な食生活の誤りにある”というものに収束しておりますことはご承知のとおりです。
 このことからお判り頂けますように、食生活と慢性病とは密接な関係にあると考えられます。
 そこで、病気(慢性病)を防ぐための食生活とはどのようなものであるのか、人々がなるほどと理解・納得できるだけの科学的根拠を伴ったものが示される必要があります。
 日々摂取する食物は、血となり肉となりエネルギー源となっています。そして、体格や体質に影響を与える主要因子であります。さらには、将来罹患する病気の種類を決定する因子の大きな一つでもあると考えられます。

 
 このような食生活でありますから、これをどうすれば良いかについては色々と研究がなされています。ただ、このような研究で明らかとされた食事療法で、“画期的”と言いうるほどの治癒成果をまだ上げられずにいることも事実です。
 健康であった人がその健康につまづきを生じ、さらには急激に切羽詰まる事態に陥るほどのことが食生活に於いて起こると考えられます。
そこで、このような変化を起こしうる可能性のある食生活に関係する事柄として何が存在するのでしょうか?