横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

週1日だけ「肉ありデー」を=糖尿病の劇的削減目的で!

2009-06-16 15:08:52 | Weblog
週1度は「肉なしデー」を=温暖化防止でマッカートニーさん(時事通信) - goo ニュース

 本日上記しましたようなニュースが入りました。
 ビートルズの一員であったポール・マッカートニー氏が、“週1度は「肉なしデー」を=温暖化防止のために”というのです。
 
 私は、人工透析の問題をこのところ述べてきておりますが、健康保険制度が破綻する一番の元凶となるものをただ一つだけに絞って上げるとしたら、今日の人工透析に至る際の最大原因となってきた糖尿病の激増だと考えております。
 透析も国家からの医療助成金が一人一ヶ月当たり50万円ほど現在は出ており、この予算だけでまもなく年間2兆円ほどとなろうとしております。これが、今の調子で糖尿病患者が激増しますと、2025年頃には透析の予算だけでも5兆円以上も必要となるのではと予測するのです。
 潰瘍性大腸炎とパーキンソン病の助成金受給者がそれぞれ5万人ほどの時、助成金支給の対象疾患から外す話が出ましたが、患者団体から猛烈な反対運動が起こり、支給の継続されることが決まりました。その後今日では、それぞれ患者数が9万人台と増えています(透析患者数は現在まもなく30万人ほどとなります)。

 今日、健康保険組合はその大半が赤字経営であって、破綻の瀬戸際にあります。保険料を引き上げてその事態を回避するなどや、私企業の健康保険組合の中には清算して、政府管掌保険組合への移行をはかる所も多数出てきています。
 このままだと難病ことに透析患者の助成金打ち切りという事態の到来も十二分にありうると私は予測するのです。
 なぜならば、経済的にまかない切れないということもそうですが、糖尿病の大半は食生活の節制や運動によって予防・治癒が可能であるからです。
 ただ、現状の糖尿病の予防・治癒対策は、糖尿病の病名の“糖”という字に惑わされて、カロリー量や糖分の節制に偏り過ぎていると私は判断しております。
 私は、糖尿病は“すい臓病”と名前を変更するべきだと考えております。そして、すい臓に最も負担を掛ける存在の食べ物である肉ことに獣肉の摂取を、それこそ週一の摂取とするほどの節制が、糖尿病をはじめとする慢性病患者の劇的な削減を可能とすると私は結論しております。
 糖尿病の大幅な削減を国家目標として、上記タイトルに示しましたようなことを思い切って断行するくらいでないと、健康保険制度の破綻は必至なのではなかろうかと私は予測しているのです。