病気になれない数段上の健康法①

　私が数年前出版した『医療革命』の本も、日本の医学界には画期的かつ革新的な研究成果を受け入れる土壌がありませんので、欧米の出版社から先に出そうと計画して、あらかじめ全文英文翻訳致しました。

　ただ、東洋の無名の研究者の送付した書状は、目を通す価値すら無いと判断するらしく（日本の書籍は、外国で出版されているものは、漫画と日本国内でベストセラーとなったごく一部の小説家のものだけで、科学書はほとんど皆無であるという極めて情無い状態にあります）、すべてのエージェントにおいて門前払いの扱いを受けました。

　そのため、すでに原稿が完成して何年も経っていながら出さないということは、その情報は誰の目にも触れることがないわけで、すなわち、何も行動していないのと同意義となります。
そこで、苦しい経済状態にある中を、我が国で自費出版する道を選択することとしたのです。

　ただ、『医療革命』の本は、欧米人の最大の死亡原因である血管障害に起因する病気、とくに心筋梗塞の発症原因を徹底的に判らせたいと欲張って、関連する事項のほとんどにわたって述べましたため、少し理解しづらい部分のあるものとなってしまいました。