横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

少子高齢化…崩れる日本社会を立て直すには!⑨

2009-07-16 16:27:00 | Weblog
 人間の判断は、過去の類似例を思い起こし、それを基準として比較し答えを見出すという方法が多くの場合にはとられます。このような方法はたいていの場合、さほど間違った判断とならぬことが多いということで最も無難とされております。
 ただ、科学が関係する分野は、日々の進歩があり、さらには、新しい発見・発明により飛躍的な進歩を遂げる事があることは皆さんもご承知のとおりです。

 現在、我が国は少子高齢化という問題を抱え、なおかつ世界規模の不況による企業収益の悪化に伴う歳入不足の中で、社会保障費の捻出をどうしようかと頭を抱えています。
 高齢化社会の本番を急速度で迎えつつありますから、普通に考えれば、年々社会保障関連の予算は漸増させねばならないと判断されます。しかし、財政的な裏付けが無ければ、増額した予算を組めるわけがありません。こちらを立てればあちらが立たずというような中でいったいどうしたら良いのか非常に悩むところです。
 私は、その問題解決策として、経費をかなり大きく切り詰めうる分野として医療があると結論しております。

 お医者さんが足りない、病院が無くなる、救急でたらい回しにされるなどなど、非常に問題を多く抱えるのが現在の医療です。そして高齢化社会の本番を迎えつつある中であるのですから、常識的な判断に従えば医師や医療費はますます多く必要だと考えられることでしょう。その常識の中に間違いが存在すると私は考えているのです。

 現在日本人の生命の大半は、慢性病と呼ばれる諸病によって失われております。ところが、その慢性病の原因を医学界は未解明であるとしています。
 したがって、原因未解明の病気を上手く治すことは極めて難しいことは容易に想像できるのです。実際、極めて多数の人々が慢性病の諸病で亡くなられております。ということは、医療に於いて極めて効率の悪いことが行われているということです。
 それでは、医師に受診しても無駄だから止めなさいなどという極論を私が述べようとしているのではと皆さんは感ぜられるかも知れません。
 もちろん私もそんなことを言うつもりは毛頭ありません。永久に生き続けられる人間は誰一人おられないわけですから、病気が重篤化した際には医師のご厄介に当然ならねばならないのです。(以下は、“慢性病の主治医はご自分自身! その145”に続く)