横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その145

2009-07-17 22:11:03 | Weblog
 昨日(7/16)、テレビ東京12ch夜11時からのワールドビジネスサテライトを見ておりましたところ、現在の日本の財政状態は今次大戦終戦間際の時点のそれとほとんど同じであるとゲストコメンテーターの方が述べられておりました。
 戦費をなりふり構わず使って、敗戦間際の疲弊しきった経済状態と同じとは、平時の今の時代にあって、誰が何に湯水のようにお金を使ったというのでしょうか?詳しい内容は知らされず、多くの国民がつんぼ桟敷に置かれているという思いを感じました。そしてさらには、大阪市があと数年で財政破たんするであろう旨のニュースが入りました。
 少子化の問題は、自らの国の将来に対する見通しが立たず、不安を感じていることがその主要な元凶であるからで、ほとんどの国民はこのことを鋭敏に感じ取っております。
 その場しのぎで無い、多数の人が受け入れ可能な確固たる方針を決める事のできる政府の出現を私は強く望まずにはいられません。

 近年医療の分野では、毎年1兆円ほどは必ずと言って良いほどその総額が増えてきました。今後は年に2兆円ぐらいづつ増えると厚生労働省は予測しておりますが、上記しましたような国家の財政状態では、健康保険制度の破綻と言う事態の到来も起こりかねないでしょう。
 しかし、このような事態になってもまだ、“親方日の丸”という考え方をしている方が多いのであろうと推察されます。なまじ健康保険制度というものが破綻せずに存在するため、余りに気軽に医師に受診しております(もちろん、このこと自体は決して悪いことでは無いのですが・・・)。しかし、受診理由の過半を占める慢性病の原因が今なお医学界で未解明とされている状態では、非常に治癒効率が悪いのです。このような効率の悪い医療をこのまま続けていたのでは、医療費は今後も膨大化してゆくことになるでしょう。
 商売としてお客(患者)さんが多くなるので儲かるから良かったと考えているのだとすると、商売全体が破綻する可能性があるのですから、そうなったらとんでもないことになることに考えが及ばないのか?と私は憂えております。

 そしてさらに、慢性病の原因は累積的な食生活の誤りにあるという結論を、かなり以前より得ていながら、なぜか国民の大半は実践しようとしておりません。
 むしろ、このような情報はいざ食べ物を購入する際の選択の指針とされておらず、もっぱら嗜好乃至経済的な視点でのみ選んでいるようです。
 このようなことが結局は慢性病蔓延の原因となっていると私は結論しております。
 すなわち、欲望のすぐ隣に病気の罠が仕掛けられておりますので、嗜好を主体とした食生活は、多くの場合、人々を病気へ病気へと導くものになっていると私は判断しているのです。