横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

この秋のインフルエンザ第二次流行に備えて!②

2009-07-15 21:44:31 | Weblog
 ところで、インフルエンザ乃至カゼのことから少し話はそれて、ここでは食中毒のことに少し触れさせて頂きます。

 食中毒の原因菌には様々なものがあります。
 例えば、大腸菌の一種で近年食中毒の原因菌の一つとして知られるようになったO-157では、この菌が分泌する“ベロ毒素”が食中毒の原因の本体であると説明されています。人々は、権威ある学者の見解でありますから、「ああそうなのか、なるほど」と納得されているようです。
 確かに、毒性有るベロ毒素は食中毒の要因ではあるかも知れません。しかし、食中毒の原因のすべてがこの毒素によるものかというと、そうでは無いのです。

 つまり、食中毒の際には、その症状として急性尿毒症の諸症状(頭痛、頭重、肩・頸・背部の凝り、めまい、耳鳴り、動悸・息切れ、結滞、吐き気、嘔吐、呼吸困難、顔色・手足の蒼白化、手足の冷却、口渇、目の渇き、てんかん様発作、腱反射亢進、硬直、昏睡、異常血圧など)が確認できるのです。そして、急性尿毒症の諸症状をもたらす原因は酸性腐敗便(酸性腐敗便に関して詳しくは私著『医療革命』をご参照下さい。ご注文はyokota-labo@u01.gate01.com宛てにお願い致します)の産出・吸収であるのです。
 すなわち、食中毒の原因は、食中毒の原因菌の分泌する毒素の毒性並びに、食中毒の原因菌の分泌する毒素による腸内壁の傷害による消化機能低下に伴う酸性腐敗便の産出・吸収による急性尿毒症であると判断できるのです。
 したがって、例えばO-157では“ベロ毒素”が原因だなどとばかり言っていたのでは問題は十分には解決しないのです。