横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

米が日本人の長寿の鍵を握る④

2007-10-16 08:54:20 | Weblog
 一つには、食物性繊維の摂取量が増し、これが腸を刺激するためか、また、糞の嵩(かさ)が増すことや、腸内細菌叢の中で腐敗菌が少なくなるなどの結果をもたらすため、便秘となりにくいことが上げられます。

 一つには、白米と異なり玄米は、胚芽部分が欠落しておりません。胚芽は、玄米全体を人間に例えれば、玄米の中での脳に相当部分です。したがって、この部分には貴重な栄養素が密度濃く存在します。
 私は、その数ある栄養素の中でもとくに“レシチン”と呼ばれる栄養素が極めて重要なものであると判断しています(レシチンは薬及び健康食品として市販されております。ただ、残念なことに現在は品質的に良いものが少ないのですが、良い品質のものは素晴らしい作用を持つものであり、私は数ある健康食品の中でも最高に価値有る物質であると結論しています)。

 一つには、以上を総合した結果として、玄米食は酸性腐敗便の産出が非常にされにくいということがあります(副食物としての動物性食品の摂取量が自然と減ることもこのことにプラスに作用します)。

 この他にもあると思いますが、取り敢えず思いついた事項を列挙してみました。