横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

突発性難聴の原因を解明する!④

2008-02-11 09:16:17 | Weblog
 なお、突発性難聴は再発しないことが一つの特徴とされているとのことであります(突発性難聴が再発するようであれば、外リンパ瘻、メニエール病、聴神経腫瘍など他の疾患を疑わなければなりません)。
 再発しないのは何故かということにつきましては、初回の突発性難聴発症の際の傷害が極めて高度であるため二度と起こることが無いのか、あるいは他の原因が考えられるのかなどの点は、今後追求のなされる必要があるでしょう。

 このブログで、私が、酸性腐敗便の産出・吸収が心臓発作及び脳卒中発作の根本原因であることを述べてきておりますことはご承知の通りです。
 そこで、酸性腐敗便の産出・吸収により心臓発作や脳卒中が起こらずに突発性難聴が起こったということは、酸性腐敗便の産出・吸収の程度が軽度であったことや、個々人によって血管の太さや走行が異なりますので、そのようなことが関係する可能性も考えられます。また、酸性腐敗便の害の本体であるタンパク性アミン類は、血流に乗って移動しますので、充血部位にこれらの物質が濃度濃く存在するようになります。したがって、耳を過剰に使ってこの部位の充血があったなどのことも関係する可能性はありえます。
 耳が不自由になることは非常に難儀なことですが、見方を変えれば、心臓発作や脳卒中を起こさぬほどの軽度な酸性腐敗便の産出・吸収で良かったということも言えるかと私は思うのです。

 難病情報センターのHPには、“一般には50~60歳代に多く、男女差はありません。飲酒喫煙歴はあまり関係しないようです。食生活は、あまり関係ないようですが、突発性難聴の患者さんに野菜の摂取が少ない傾向がみられました”とあります。
 この文章からは、食生活と突発性難聴発症との間にほとんど相関は無いと判断している様子が窺われます。
 ただ、この判断には私はまったく賛同できません。

 人の消化能力は常に一定であるわけは無いのです。高度に疲労すれば身体各部位の組織機能の低下が起きますし、病気罹患時ことに(普通の)カゼ罹患時には顕著な消化能力の低下を生じます。
 平時であれば何のことなく消化できて、食べたものを栄養として吸収でき、何も起こらずに済ませたことが、消化機能の低下が起こった際には、腸内で高度の腐敗を生じ、健康・生命の維持を危うくするほどの有害物質の産出・吸収という、まったく正反対のことが起こり得るのです。
 現在の医学界では、酸性腐敗便という、大半の人間の健康・生命を奪う原因物質の存在が何故か盲点となってしまっております。このような酸性腐敗便の存在を知った私からすれば、なぜこれほどの問題がいまだ知れ渡ること無くいるのか信じ難いことであるのですが、現実にこれが今の世の中では知られていないのです。

 突発性難聴だけに限ってみても、毎年年間4~5万人の方がこの病気になっておられるのです。
 酸性腐敗便の知識が知れ渡るようになれば、どれほどの人が救われるかと思うと私は、啓蒙の努力をより一層頑張らねばと強く思うのです。