横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

突発性難聴の原因を解明する!③

2008-02-10 10:48:32 | Weblog
 難病情報センターのHPには、「この病気はどのような人に多いのですか」という問いに対して次のように記されています。
 “一般には50~60歳代に多く、男女差はありません。飲酒喫煙歴はあまり関係しないようです。食生活は、あまり関係ないようですが、突発性難聴の患者さんに野菜の摂取が少ない傾向がみられました。睡眠時間は関係ありませんでしたが、発症前に疲労感を感じていることが多いようです。おたふくかぜ、はしか、みずぼうそう、じんま疹、胃腸炎、感冒、高血圧、糖尿病、心疾患の既往が突発性難聴の患者さんに多くみられ、生活習慣病の側面がみられています。しかし、どのような人が突発性難聴に罹りやすいかという、はっきりとした結論は得られていません。”

 また、「この病気ではどのような症状がおきますか」という問いに対して次のように記されています。
 “突然に耳が聞こえなくなる(高度の難聴)と同時に、耳鳴りや耳がつまった感じ、めまいや吐き気を生じることもあります。めまいは約半数の患者さんに認められますが、めまいはよくなった後に繰り返さないのが特徴です。また、突発性難聴では耳以外の神経症状(四肢の麻痺や意識障害など)が認められないのが特徴です。発症が突発的であることから、ほとんどの患者さんが発症の時期やそのときの状況を覚えていることが多く、「何時からかははっきりしないが、徐々に聞こえなくなった」ような難聴は突発性難聴ではありません。”

 耳の病変で、とくに内耳(三半規管)に関わったものですと、平衡感覚に支障を来たし、そのことが原因で“めまい”を生ずる可能性はあります。
 ただ、同時に吐き気や耳鳴りを生ずることからは、これらはいずれも急性の尿毒症の自覚症として観察されるものでありますから、酸性腐敗便は急性尿毒症の主原因であると私は結論しておりますので、突発性難聴は酸性腐敗便によって起こった可能性が高いであろうと判断するのです。
 難聴の発症前に感冒(風邪)のような症状を訴える患者さんが少なくないことからは、ウイルス性のカゼでは無く、私が以前述べました普通のカゼの罹患時には消化機能の顕著な低下が認められますことからも、普通のカゼと酸性腐敗便との両方が突発性難聴の根本原因であると私どもは結論しております。(続く)