横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

最早もっと治せる医療に変えられる⑥

2007-10-29 09:00:19 | Weblog
 すなわち、従来の医学では、尿毒症とは、排泄臓器である腎臓の機能低下によって起こるものであるとしておりました。
 一方、私が上述しました尿毒症は、腸内に多量に産生された腐敗産物(私の父がこのものを“酸性腐敗便”と命名しましたことは再三述べてきた通りです)が一過性に吸収されることによって発症します。
 そのため、このタイプの尿毒症は突発的に発症するケースが非常に多いのです。

 この2つのタイプの尿毒症は、前者は体からの尿毒物質の出口である腎臓の機能低下に起因します。一方後者は、体への物質の入り口である腸内における障害(消化不良に発端する高度の腐敗)に起因するという決定的な差異が存在します。
 そして、極めて信じ難いことでありますが、この後者のタイプの尿毒症の存在が、現在の医学界では完全な盲点の中にあるのです。

 実際、腎臓の機能低下ということでは理解不能な尿毒症が出現してきたら、当然ながら体の他の部分で尿毒物質が産生されるということになります。ただ、急激に一遍に多量に尿毒物質が産生されるような組織は、体内のいづれの部位でも見つけられていないのですから、もしかしたら体の入り口の方に原因が存在するのでは無かろうかという可能性を、なぜこれまで考えてみようとしてこなかったのか?
 消去法を用いて原因をトコトン追求したら、当然行き着くところは腸内しか答えは無いはずなのです。それが今日まで長年解明されて来なかったのは何故か、私には理解不能であり、非常に不思議に感ずるところです。

 すなわち私どもは、心臓発作及び脳卒中発作は、食べたものが何らかの理由で不消化となり、更には腐敗が高度となった際に腸内に生ずる種々の腐敗産物の腸からの一過性の吸収で起こる急性尿毒症症候群がその症状の本体だという結論を得るに至ったのです。