横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

後始末の医療は大変手が掛かることを知れ!

2007-10-29 22:39:25 | Weblog
 本日のNHKテレビの“クローズアップ現代”で、脳梗塞治療の夢の新薬・t-PAのことが採り上げられていました。
 番組の内容は、せっかくこのような素晴らしい薬が存在するのに、消防局の救急に、この薬をどこの病院が使用しているのかの情報が伝えられていないことなどで、救えるはずの人が救えなかったり、重い後遺症が残る人が多数おられる現状を改革していかねばならないというものでした。

 確かに、このような問題に関して、組織と組織の連携を密にする改革がなされることによって、助かる病人の数はかなり減らせるはずで、そのようなことがなされることは非常に結構なことであると私も思います。
 ただ、t-PAが夢の新薬かというと、或る人にとってはそうかも知れませんが、そうでないまったく正反対の結果が生ずることもあるのです(このことの説明は割愛させて頂きます)。
 もちろん、この使用により上手く助かったり、後遺症をごく軽度で済ましうる人が多数おられるようになることは、大いなる前進であることは私も同意する者です。

 なお、この番組の中で或る医師は、「t-PAが出現するまでは、脳卒中が起こった場合、我々は何も為す術が無かった」という言葉を述べておりました。
 この言葉は、このような病気に対する医療を正確に表現したものでは無いと私は思います。
 すなわち、医学界がこれらの病気の原因を未解明だとしているので、何をどうすれば良いのか、大半の医師が判らず、手を下せずにいた(あるいは、例え手を下しても、芳しい成果を期待できる手段がほとんど無かった)というのが、正確な表現であるのです。

 実際、私の父は、これらの病気の根本原因が酸性腐敗便の産出・吸収であることを明らかにする研究成果を得ましたので、半世紀余ほど以前から幾人もの心臓発作及び脳卒中発作患者を速やかかつ効果的に助ける治療を行っておりました。
 すなわち、今の医学は私どもからすれば、半世紀は遅れていると言いうると私は判断しております(日進月歩科学が進化する時代にあって、半世紀も遅れているとは?と、私の言葉を信じ難く感ぜられる方が当然おられるかもしれません。しかし、原因が判った者と判らない者との差は“月とすっぽん”ほどの差異が生じてしまうのです)。

 私がこのブログで述べてきておりますことは、病気というものは、発症してしまってからの治療は、言わば“後始末”の医療であり、病魔が暴れまくった後の後始末は極めて大変であるということです。
 したがって、どのような時に病魔は出現しやすいのか、どうすれば病魔が暴れ出す前に退散させられるのか、その病魔はどのような性質・習性を持つのかなどの知識を個々人が得れば、遥かに簡単に、大変な出費も無く、驚き悲しむこと無く済ませることができるのだということをお知らせしたいと思っているのです。