横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

多発する入浴中の死亡事故②

2010-01-06 15:20:54 | Weblog
 だいぶ間が開いてしまいましたが、昨年末の続きです。

 私としては、入浴中の大半の死亡は、上述しました諸因子に加えて、一過性の激烈な作用を持つ因子が更に負荷されて生じた可能性が極めて高いと判断するのです。
 その理由の一つは、年間の死亡者が1万4千人余と半端で無い数ですから、その死亡原因疾患として、統計成績の中のワースト10に入るほどの主要なものが関与しているはずと考えるのが妥当だと判断するのです。
 しかも、入浴中の死亡は突然死に近い形のものであると判断されます。そこで、このような形の死を招く病気というと、ワースト10の中の心臓発作あるいは脳卒中の何れかということに限定されてくると考えるのです。

 もちろん、脱衣所と浴槽との温度差、入浴の発汗による血液の濃縮等々、これらの物理的因子が主原因として関与するケースも何割かあることとは私も思います。
 ただ、上記しましたような理由から、心臓発作あるいは脳卒中が入浴中の死亡の大半の根本原因である可能性は極めて高いと私は考えるのです。
 私どもは心臓発作及び脳卒中の根本原因は酸性腐敗便(酸性腐敗便に関して詳しくは私著『医療革命』をご参照下さい)の産出・吸収であるという研究成果の結論にたどり着いておりますことは、ご承知のとおりこのブログでは再三記してきております。世界中では毎年千数百万人ほどの人命を奪う原因に関して、医学界では今なお未解明としておりますが、この大問題を原因解明できたと断言しているのですから、少しと言わず大いに注目して頂いて良いのでは?と常々私は思っているのです。しかし、残念ながら現在はまだ極めてごく一部の人々に酸性腐敗便学説を啓蒙できただけです。
 なお、入浴中の死亡事故は、心臓発作及び脳卒中による死亡者総数のごく一部ですので、これら疾患の根本原因である酸性腐敗便に関する情報・知識が、広く一般大衆が常識となるほどに、可及的速やかに推進する必要があると私は確信するのです。
 そうすれば、入浴時の死亡事故の数も心臓発作あるいは脳卒中による死亡者数もかなり大幅に減らすことができると私は確信しているのです。

 この記事を書くきっかけとなった女優のブリタニー・マーフィさん(32歳)は、その写真画像から見る限り健康そのものの方でありました。酸性腐敗便に関しての知識をお持ちであれば亡くならずに済んだはずであるのにと非常に残念に私は感ずる次第です。