横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

ニュース:元日本代表DF松田直樹選手ご逝去に際して思うこと

2011-08-05 00:14:48 | Weblog
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 数多くの人々の“治って再びピッチに立つ元気な姿が見たい”という願いも叶わず、松田選手は遂に帰らぬ人となってしまいました。残念・無念と感ぜざるをえません。
 松田直樹選手のご冥福を心よりお祈り申し上げたいと私は思います。

 34歳という年齢は余りにも若すぎる、一流のサッカー選手が何故このような形で亡くなられなければならなかったのかなど、考えれば考えるほどその理不尽さや無常感を感ずる出来事です。
 彼の過去の言動がテレビのニュースで繰り返し流されるのを見聞きにしますと、スポーツマンとしては比較的少数派だと思われるのですが、とくにサッカー好きの人々の心を揺さぶり、魅了する言葉を口にする選手だったのだなァと私は感じました。
 今は、彼が亡くなられたという事実をサッカーファンの人々は感情的に、悲しい、悔しいなどともっぱら受け取られる方が多いことでしょう。しかしそれでは、彼のような目に会うスポーツマンを今後も再出し続けてしまうことになってしまいます。
 したがって、何故亡くなられたのだろうという答えの究明されることが、彼の生命の鎮魂の主要な一つになるだろうと私は確信するのです。

 心筋梗塞は医学界ですら、その原因を明らかとすることができずにおります。
 しかし、伝染病(ことに結核)の原因が解明されてから優に半世紀以上も経ちます。
 この半世紀の間に、医学以外の科学の発達は凄まじいものがあります。それに比して医学の歩みはなんとまあ鈍い事かとつくづく感ぜられるものであります(ただし、一部の医学領域は相当の進歩を見せておりますので、すべてが遅れていると私は述べているわけではありません)。
 科学とは、原因と結果との間を、論理的矛盾がいささかも無いように結びつける学問です。
 したがって、医学の場合には、病気という結果をもたらすに至る原因を究明する学問であるのです。

 例えば心筋梗塞は、体の中に何らかの激烈な変化が突然生ずることによって発症する病気であるということが考えられます。
 では、平時と心筋梗塞発症時とは何が違うのか、このことが端的に現れるのは血液の成分です。平時には血液中には無くて、心筋梗塞など心臓発作あるいは脳卒中発作発症時にのみ血液中に出現する物質として何があるか?
 また、このようにして見つけられた物質に人間を突然死させうるだけの激烈な作用を持つか否かなどの確認もなされる必要があります。
 世界中では慢性病によって一日当たり何と!平均10万人の人々が亡くなられています。その中で、心臓発作あるいは脳卒中で亡くなられる方の数は、恐らく4割近くぐらいを占めるでしょう(言葉を加えて述べませんとご理解頂きにくいでしょうが、私どもは9割以上の方が心臓発作あるいは脳卒中で亡くなられていると考えています)。

 医師は、心臓発作あるいは脳卒中を起こした患者を前にした時、その治療に夢中で原因を探る余裕はほとんどありません。ただ、医学研究部門の併設された医療機関、大学病院などでは、治療の傍ら、発作時の患者からの各種の情報を別のスタッフが調べることは可能です。
 私どもは、父子二代70余年の研究成果として、すでに原因物質の正体を明らかとしております。
 私の父がこの原因物質を究明するまでには極めて多大な努力が必要でありました。その努力に比べれば、私どもの明らかとしたこの物質が心臓発作あるいは脳卒中の根本原因物質であるか否かは、研究機関の併設された医療機関であれば、その真偽の確認は遙かに容易に行えるはずであると考えております(このような作業がなされて、私どもの研究成果が間違ったものだと確認されるならば、さらに真実の究明の努力が継続されれば良いわけです)。
 この事実が明らかとされますことは、今後の医療に於ける慢性病の治癒率や対価効率を画期的に上げ、破綻寸前の健康保険制度の維持に極めて貢献するものとなるはずだと私は信じております。
 極めて残念なことに、このような悲劇があった時にのみ私のブログを訪れる方が飛躍的に増え、直ぐにいつもの閑散とした状態に戻ってしまいます。
 病気は、経済的な意味をも含め、貴方ご自身あるいは、貴方の周囲の近親者たちの問題でもあるのだと捉えて真剣に考えて頂きたいと私としては願うばかりです。