横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

もっと数多くの人を安全に助けられる救急処置が必要

2007-12-15 10:21:50 | Weblog
AED:機内で心肺停止…看護師乗務員連携…命助かった JAL国際線で初 /千葉12月14日12時1分配信 毎日新聞 - goo ニュース

 昨日、上記のようなニュースが入りました。

 AEDの処置により今回のケースの方が救命されましたことは、非常に喜ばしいことだと私も思います。
 ただし、“国際線にAEDが導入された01年以降、心肺停止から蘇生したのは初めて”とのことです。01年以降のこの間、どれほど多くの人がJALを利用されたことでしょう。乗客数と総フライト時間を考えますと、対価効率としては極めて低いと判断されます。
 もちろん、助かった人にしてみれば極めて大きな価値があったわけであるのは言うまでもありません。

 なお、今回の場合、“午前7時40分ごろ食事サービスの開始直後に、男性が「心臓が痛む」と訴えた。男性は心臓に持病があり、同10時ごろに容体が急変、けいれんを起こして意識不明になった”ということです。
 すなわち、意識不明におちいるまでに2時間余あったわけです。
 この間、適切な処置がとられればAEDを用いるまでに至らなかった可能性もあるわけです。なお、血液中に不溶性の物質が出現して、これが心臓の冠状動脈血管の一部に引っ掛かって梗塞が生じたタイプのものであれば、AEDが必要な可能性は高いと判断されます。

 しかし、酸性腐敗便の産出・吸収が原因の場合には、原因である酸性腐敗便の体内からの除去他の処置を行えば、もっと速やかに、かつ、安全に救命出来る可能性が高いのです。
 これらの病気の根本原因が酸性腐敗便であることを知れば、AEDの処置で救いうる人の数は、これらの中のごく一部にしか過ぎないので、もっと数多くの人の救命が可能となる処置の情報が早急に普及されるべきだと私は考えるのです。

 個々のケースで条件は当然異なりますので一概には言えないことではありますが、まずはこのようなケースの大半の根本原因となっているものの正体の知識の啓蒙される必要があります。これを知って、この原因に対して直接処置する処置が行われるようになれば、遥かに救命できる確率は高くなり、かつ、安全に行うことが可能となります。
 このような情報と手法とが早急に啓蒙される必要があると私は思っています。もちろん、このようなものの方が、遥かに対価効率が高いと私は確信するのです。

 現在の航空会社のフライトに際しての救急キットに、どのようなものが揃えられているのかを私は知りません。しかし、このようなものの品揃えも、酸性腐敗便学説からの見直しを行う必要があると私は判断します(それ以上に、各家庭の救急のための備品の品揃えを根本的に見直す必要があると私は考えております)。