横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

日本再生論(その22)

2011-06-05 16:39:42 | Weblog
 私は、現行の医療は成果を余り上げ得ていないと考えています(なお、私どもはもっぱら慢性病と呼ばれる諸病の内科医療に関する研究を行ってきましたので、外科医療などに関しては感知しておりません)。というよりも、病気ことに慢性諸病の現状の罹患率や死亡率を、例えば半減させるほど遥かに治癒成果を上げ得るように改革できると確信しています。
 そこで、どのようにしたら治癒成果をもっと上げられるようにできるのか、ハッキリしたその治療の方針を確立することが極めて重要だと私は考えるのです。
 ただし、病気の種類によって原因と発症のメカニズムとが異なりますので、当然対処の仕方はそれぞれの病気により違ったものになると考えられます。そこで、ここでは心臓発作あるいは脳卒中(これらを以後、“両発作”と記すこととする)に対する治療について、私の考える治療方針をまとめますと以下のようになります。

 先ず、一番肝心で最も成果を上げることのできるのは、病気の原因に対して直接治療の手を打つことです。
 ただしこれは、病気ことに慢性病の原因を未解明だとしている現代医学では、もちろんその実践は不可能とされているわけです。
 しかし、病気の原因が解明されるか否かが、その病気の治癒成果に極めて大きな差をもたらすものであるのは間違いないのです。したがって、病気の原因解明に医学界は全力を上げる必要があるのです。
 私はこのブログで、両発作は酸性腐敗便の産出・吸収によるものであって、このことが根本原因であることを繰り返し記して参りました。
 この酸性腐敗便の研究成果の真偽につきましては、原因物質を特定してその正体を私どもはハッキリと示しておりますので、他の学者の方々が私どもの判断の妥当性を様々な方法により検証・確認することは十分可能だと思っています。また、医学に関して素人の方であっても、私どもの研究成果の結論の妥当性を、論理的に矛盾があるか否かということを通じて判断することが十分可能だと私は考えております。
 そして、この私どもが明らかとした両発作の根本原因に対する処置が、現代医学ではほとんど行われていないのです。その病気の根本原因に対して何ら処置すること無く、その治癒成果を大幅に上げることが極めて難しいであろうことは、素人の皆さんにも良くご理解頂けるはずの事だと私は思っています。
 この病気の原因に対して直接的に処置する根本療法の処置を実践できるか否かで、両発作の治癒成果に、現行のものと比して何倍かの差異が生ずると私どもは考えています。高齢化社会の本番を間もなく迎えようとしており、健康保険制度の破綻が強く危惧されるようになってきている現在、なぜ根本原因を明らかとしたと公言している者の研究成果を真剣に採り上げようとしないのかということについて、私は極めて理解に苦しんでおります。

 また、両発作が発症した際の医師の治療処置に於いても、両発作の原因が判れば、原因物質の持つ作用に拮抗した作用を持つ薬剤を適切に投与することが可能となります。それを判らないとしていたのでは、十分効果の上がる適切な処置を行うことがなかなか難しいのです。