横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

「フジヤマのトビウオ」古橋氏ローマで急死に関する私見

2009-08-03 17:46:33 | Weblog
「フジヤマのトビウオ」古橋氏 ローマで急死(スポーツニッポン) - goo ニュース


 本日、「フジヤマのトビウオ」古橋広之進氏がローマで急死されたというニュースが入りました。
 それによりますと、“古橋氏は7月13日からローマ市内のホテルに宿泊し、国際水泳連盟副会長として会議に出席。世界水泳選手権の表彰式ではプレゼンターも務めていた。屋外プールにもかかわらず連日プールサイドで精力的に活動していたが、1日夜には「ちょっと熱っぽい」と話し、しばらくホテルの部屋で休養。午後9時から11時ごろまで関係者とイタリア料理店でパスタを食べた。その際「胸がゼーゼーする」と話したが、食欲はあったという。2日朝は関係者とホテルで待ち合わせしていたがなかなか姿を見せず、不審に思った日本水連の幹部が8時ごろに部屋をノックしたが反応はなかった。10時半ごろに再び部屋を訪れると、すでにベッドの上で亡くなっていたという。イタリアの警察当局は、死亡推定時刻は2日午前8時(日本時間同日午後3時)ごろで「死因は不明だが自然死」と判断した。”というのです。

 上記の記述内容からは、「ちょっと熱っぽい」ということは、私がこのブログに再三記してきております“普通のカゼ(このものに関して詳しくは私著書『医療革命』をご参照下さい)”を罹患されていたものと私は判断致します。長時間の飛行機旅の挙句、国際水泳連盟副会長としての色々な仕事で疲労が蓄積したことがその要因と考えられます。
 “午後9時から11時ごろまで関係者とイタリア料理店でパスタを食べた。その際「胸がゼーゼーする」と話したが、食欲はあった”という部分からは、普通のカゼ症状が高度に進行し、肺炎乃至気管支喘息様の状態となったのではと推測されます。
 食べられたパスタがどのようなものであったのかまでは記されておりませんので、少なくも肉乃至魚介類などを含んでいたもので、またとくに、ミルクなども素材として含んだものであれば、短時間で酸性腐敗便の産出・吸収が起こりえた可能性もあり、肺炎乃至気管支喘息の症状を急激に増悪化させた可能性が考えられます(普通のカゼ罹患に際しては、アレルギー性に腸の機能が顕著に低下することが起こります)。
 古橋氏の場合は、80歳とご高齢でありますが、もっと遥かに若い人であっても、ほとんど類似のメカニズムで突然死されるケースが近年は頻発していると私は結論しています。

 戦後間もなくの敗戦で打ちひしがれている日本にあって、同氏の活躍は国民を極めて勇気づけるものであったということは、私も聞いて知っております。最後の最期まで水泳界に尽くし切っての一生であられたのだと考えます。
 深くご冥福をお祈り申し上げさせて頂きます。