横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

神様は残酷か!?②

2009-08-01 11:10:47 | Weblog
 7月28日(火)夜7:30のNHKの「クローズアップ現代」で、“がんとともに(2)“働き盛り”失業の不安”というタイトルの番組が放送されました。

 内容は、30~40歳ほどでガンに罹患する人が増えているというのです。そして、ガンに罹患した場合、療養期間がかなり長期に及ぶケースが多いのです。ところが、大企業でさえ長期療養休暇は1~2年までであり、中小企業ではそれより遥かに短期間でありますため、病気罹患により職を失われる人が多いというのです。
 また、例えガンを治癒することができても、どこにも籍を置かない空白の期間が生じますので、再就職の際この空白期間の生じた理由を聞かれ、病気によるものであることを答えますと、企業はそのような者を雇うことをためらい、職に就けないことが起こっているというのです。

 私はかなり以前より、我が国は30代(場合によっては20代)~50代ほどの若い年齢層の慢性諸病(とくにガン及び心臓発作)による死亡率が激増すると予測しておりましたが、その通りになりつつあります。
 前回記しましたように、ガンの発症率は世界各国で著差があります。したがって、その低い発症率の国から学ぶことは大きいはずなのです。そして我が国でも半世紀以上前は、ガンの発症率は極めて低かったのです。
 また、戦後、日本人の場合には、ガンの中でも胃ガンがダントツの一位であったのが、ガンの発生傾向が欧米人と類似のものとなった理由を究明すれば、おのずと解決の方策は見つけられるのです。(続く)