横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

意識消失は酸性腐敗便の産出・吸収でも起こる!

2008-01-14 21:06:05 | Weblog
高速バス運転手意識失う=乗客が緊急停車、けが人なし-山形 (時事通信) - goo ニュース

 本日上記のようなニュースが入りました。
 
 運転手の運転中の突然の意識喪失による事故は、時折ニュースとして報道されたものを目にします。
 バス運転手の資格審査の場合、“てんかん”に関しては、このような病気の有無が厳しく調べられているようです。したがって、てんかんが意識消失原因の可能性は低いと思われます。
 しかし、今回の事故のようなものの場合には、たまたま偶然が幾つか重なって意識が失われたものと、その真の原因は曖昧なままで一件落着とされています。
 そのため、このような事故の経験から毎度何も学ぶことは無く済まされておりますので、また時を置いて繰り返し同類の事故の発生しているのが現状です。

 今回のケースでは、たまたま近くの座席の乗客が運転手の様子の異変にいち早く気づいて、機転を利かせた対処を取ったようで、幸いにして大事故にならなかったことは喜ばしいことではあります(事故現場はトンネルの中で、しかも路面が凍結していたとのことですから、正に危機一髪であったと感ぜられます)。
 しかし、これを教訓として、二度と事故を起こさぬようにするためには、真の原因解明が必要であるのです。

 この運転手の場合、テレビのニュースでは、「前日カゼを引いていた」という事が述べられていました。
 また、乗り合わせた乗客の証言では、「顔色が蒼白であった」とのことです。

 カゼの際にはそのアレルギーの症状として粘膜のカタル(アレルギー性に粘膜組織の爛れること)が起こり、腸の粘膜も炎症を起こして爛れる状態となります。したがって、消化能力が平時と比べ極端に低下するのです。
 そのため、食べた物を消化できず腸内で腐敗が高じて酸性腐敗便(酸性腐敗便の詳しい内容に関しては、私著『医療革命』をご参照下さい)が産出され、その吸収によってこの事故は起こったに違いないと私は推察するのです。
 顔色の蒼白化は、酸性腐敗便中に多量に産出されるタンパク質の腐敗産物であるタンパク性アミン類が血液中に吸収され、この物質の持つ激烈な血管収縮・痙攣作用によるものと私は判断致します(このようなことで脳血管の血行が一時的に途絶えるということが断続的に起こって、意識消失が生じたものと判断されます)。

 私の言葉の真偽は、このような事故を起こした運転手の腸の内容を、事故後可及的速やかにサンプルとして採取して調べれば、直ぐにも判ることであるのですから、証明は簡単なことであるのです(このことは、日本だけでも年間数十万にも及ぶ循環器系疾患死亡者の死亡原因の解明にも結びつくことであるのです)。

 交通事故による年間の死亡者は、昔に比べると半減しましたが、事故原因がまったく判らずに起こる事故死のある程度の割合(かなり高い割合だと私は推察しています)に酸性腐敗便が原因として関わっている可能性が高いと私は判断しています。
 公共交通手段である乗り物の運転手は、酸性腐敗便の産出・吸収で意識が失われることがあるということを、基本的な知識として知っているような時代に一刻も早くしなければならないと私は考えているのです。

 このようなことを私は、色々な機会に繰り返し述べてきておりますが、多数の人命に関わることでありますのに、誰も採り上げようとしてくれません。
 なぜなのかと毎度不思議に感ずるばかりです。

■ 私著「医療革命」について
 このブログでも再三採り上げております“酸性腐敗便ほか”の内容をコンパクトにまとめた「医療革命」は一般書店にもネット書店にも置いてありませんが、手元に在庫が二千冊ほどございます。お買い上げいただける方がおられましたら、yokota-labo@u01.gate01.comまでメールをいただければ幸いです。1600円+送料290円で、郵便振替用紙を同封して本をお送りいたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど (マクロ美風)
2008-01-16 13:10:20
なるほどね~。
顔面蒼白には、そういう背景があったのですね。

gooニュースについての投稿記事が、多くの人の目にとまってほしいですね。
私の方でもちょっとだけ記事にしてみました。
http://blog.goo.ne.jp/macro21/e/6f027fc6d335be9ac5f7757b296ea8b4
返信する
Unknown (ヨコタ)
2008-01-17 13:54:48
度々ご紹介して頂き有難うございます。

お蔭さまで私著のほうも、少しご注文頂ける様になってきております。
返信する