横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

病気罹患後の医療か、罹患前の節制か、その差は実に大きい!

2008-01-14 14:37:50 | Weblog
死んだ心臓、細胞注入で再生=ラット実験、器具内で成功-米ミネソタ大 (時事通信) - goo ニュース

 本日上記のようなニュースが入りました。
 “死んだラットの心臓がを再生医療の処置によって拍動して機能した”・・・死んだものが生き返る、何と凄い事かと驚きを禁じえません。

 幹細胞を利用しての再生医療に関しては、本日(1/14)の朝日新聞朝刊20面にも大きく採り上げられており、まだ実現可能となるまでの道のりは遠いと予測されますが、従来の医療では不可能とされていたことが可能となりうる夢の医療として注目されています。
 私もこのような医療が進歩することは素晴らしいことであると思っております。

 ただ、病気が発症し、それが重篤化して初めてこのような医療は必要とされるものであります。
 できれば、例え病気が発症してしまった場合でも、重篤化することを防げればこのような医療に頼らないでも済ますことができます。
 病気に伴って生ずる苦痛・心配・経済的損失などなどのことを考えれば、病気が発症することをあらかじめ防ぐ予防医学が実践できるようにできれば最も望ましい理想的なことであるはずです。
 そして私は、私どもの研究成果は、病気ことに慢性病の諸病の原因を解明したものであって、予防医学の実践を可能としたものであると自負しております。
 
 私は、私の旧ブログで、脳卒中発作の後遺症に苦しむ人々のHPにメールをお送りしましたところ、「元通りの体に治せないような内容のメールなど送ってくるな!」という返信を頂いたことがあったことを記しました。
 重い後遺症に苦しまれている方では、精神的にも病的な状態に陥られておられるのだナァと同情致しました。
 このような体及び精神状態に陥る人が一人でも少なくなることを願って、私は研究成果の啓蒙を行ってきているのです。

 なお、人の体というものは、一旦傷つきますと、軽度であればほとんど元通りに修復されますが、重篤な場合にはなかなか元通りというわけにはいかないのです。
 したがって、再生医療は素晴らしいものであるとは思いますが、最も望ましいのは病気にならないことであると私は確信するのです。
 ただ、人は余程懲りないと行動を起こさないという性質を持った生き物であるようです。
 そういう私も過去には、頭では十分判っていても行動は間違ったことを行っていて、病気の罠にはまりかなり苦労した経験を幾度か持っています。
 そのような自らの失敗経験から得たものをも採り入れつつ、病気に罹る前の確信の持てる情報に沿った節制の努力の大切さを発信して行きたいと思っているのです。