横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身!その179

2009-12-16 20:51:22 | Weblog
 現在、新型インフルエンザの流行で世間は大騒ぎをし、また実際、多数の犠牲者や被害が報告されております。
 確かに、人類が過去に体験したことのない、新しいタイプのインフルエンザウイルスが出現したら、かつてのスペイン風邪のような大被害が出る可能性があるであろうことは、私もそうであろうと考えております。
 しかし私は、普段の溶血性連鎖状球菌が原因のカゼによる犠牲者・被害の方が、長い年月の間をコンスタントに均(なら)して見た時、ウイルス性によるカゼのそれよりも遥かに大きいと判断しております。

 現状では、医学界ですらカゼの原因はウイルスだとしており、ウイルスのことにしか目が向いていない状態にありますから、その頭を切り替えさせることは極めて容易ではありません。
 それに、上記しましたような体たらくですから、医学界は人々に、カゼとは何が原因でどのような病気であるのかの情報を示すことのできない状態にあります。したがって当然、無理もないことではあるのですが、一般の大多数の人々はカゼという病気がどのようなものであるかが判らず、また、重篤な普通のカゼを体験した人は全体のごく一部であるからこそ、多くの人がこの病気を非常に侮っておられるわけです。

 私がこのブログに再三記してきております食生活に由来する酸性腐敗便の問題は、カゼの問題に比べれば遥かにご理解頂き易いと思われます。
 実際、食べ物の問題に付きましては、例えその科学的な理論の解明を十分には伴わなくとも、例えばマクロビオティックの体験を通じてこれを信奉しておられる方は近年我が国でも相当に増えているようです。このことは非常に結構なことであり、どんどんこのような食事改革運動が盛んとなることを私は願っております。
 一方、カゼの問題は、この食べ物の問題と肩を並べるほどの存在で、カゼと酸性腐敗便が人類の健康・生命を脅かす二大脅威と言い得るものだと私は考えているのですが、私の認識と人々の認識との間のギャップは極めて大きく、このギャップをどうしたら埋める事ができるだろうかと思案に暮れているのです。