横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

対健康戦略を持つ国家・人間に変身せよ!(その1)

2007-08-12 15:02:38 | Weblog
 今月3日、昨年度の健康保険の医療費総額が32兆円台と、対前年比最高額を更新し続けている旨のニュースを私は聞きました。
 国家の抱える負債総額が驚異的な額になっていてもなお、相変わらず歳入よりも歳出の方がかなり多い国家予算を組む中で、医療費抑制ということが近年盛んに見聞きされます(2007年 8月 6日(月) 20時41分 時事通信社   公共事業3%削減で合意=社会保障は2200億円圧縮-諮問会議   政府の経済財政諮問会議は6日の会合で、2008年度予算の概算要求基準(シーリング)について議論した。公共事業費は前年度比3%削減を継続するとともに、高齢化で膨らむ社会保障費については想定される伸びのうち2200億円を圧縮するなど、前年度と同様に厳しい削減で合意した)。

上記記事は、2008年度予算の概算要求基準の話でありますから、決定事項では無いわけです。
 なお、自民党は先の参議院選挙の大敗から、公共事業費を増加させねば次の衆議院選挙も危ないという動きのあることも耳にします。もし、公共事業費の3%削減を削減しない、あるいは、逆に増加するとでもなれば、おそらくは一番彼らが削りやすいと思っているであろう社会保障費にシワ寄せが来る可能性が極めて高まります。
 しかし、医療費をいくら強制的に削減できたとしても、病人の数を減らすことが可能とならなければ、どこかにそのひずみが来ることは、子供にさえ判る理屈です。
 しかも、この場合のひずみは、個人的な金銭による埋め合わせだけですべて決着のつくものでは無く、数多くの悲劇を生む性質のものであるのです。

 そこで、これ以上の債務の増加を生むこと無く、なおかつ、悲劇をできるだけ生まないようにするにはどうするかです。・・・・・それには、従来の、“二兎を追う者は一兎をも得ず”では無く、“二兎を追う者だけが二兎をも得る”という、極めて調子良すぎると感ぜられるような策が、危急に必要とされる時代であるのです。

 なお、そんなに調子の良い話には普通、“裏がある”というのが通り相場です。
 ただし、“裏”という言葉は通例、“良からぬこと”という意味を含むものです。しかし、私の考える策は、社会的に見た場合の“良からぬこと”という意味を含むものでは毛頭ありません。
 むしろ、数多くの人に本当に良かったという結果をもたらすものだと確信しております。また、そのような良い結果となる確率も非常に高いものであります。
 ただ、その結果を生む過程で、一筋縄では行かない“努力”や“我慢”、“克己心”を要するという意味であるのです。

 すなわち、その策の意図する内容(科学的な妥当性など)を心底から理解・納得して実践して頂かないと、勘違いによる間違いが生じてしまったり、途中で我慢できないで挫折することがありうるという意味で、“裏がある”と述べているのです。
 この策の詳細を、このブログでおいおい述べて行こうと私は思っているのです。