横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

ニュース (その7)続きの続き

2007-08-31 10:31:07 | Weblog
 アントニオ・プエルタ選手突然死の続報で次のようなニュースが入ってきています。


ファンに見送られ、プエルタの葬儀が行なわれる
8月30日14時17分配信 ISM
試合中に突然倒れ、現地時間28日(以下現地時間)に亡くなったセビーリャ(スペイン)のスペイン代表MFアントニオ・プエルタの葬儀が29日に行なわれた。・・・中略・・・病院の検査の結果、心臓の右心室の先天的な異常による不整脈が原因と判明。プエルタは以前に2回、めまいなどの症状が出ていたものの、検査によってこれを発見するのは非常に難しいという。・・・以下略。


 このニュースの中で私が注目するのは・・・病院の検査の結果、心臓の右心室の先天的な異常による不整脈が原因と判明。・・・という部分です。
 この病院の出してきた死亡原因、皆さんは極めておかしいとは思われませんか?
 何がしか原因らしきものを見つけて発表しないと、医療界の体裁が保てないからと、重箱の隅をつついて見つけ出し、“ほら、これがそうです”と、さももっともらしく出してきた回答としか私には思えません。
 このような回答で誰が納得するでしょうか? この答えを作成した病院の医師自身でさえ、納得してはいないのではと私は推測するのです。もし納得していたとしたなら、このような病院での治療を受けたプエルタ選手が私は気の毒でなりません。

 スペイン代表になるような選手ですから、おそらく小さな頃からサッカーボールで遊び、その後かなり激しいトレーニングを積んできたはずです。そのような者の死の原因が、“先天的な異常”で済まされると思っている専門家がいまだ世界中に存在します。
 よしんば“先天的な異常”が彼にあったとしても、22年間激しい運動を繰り返しながら生きてきたのは事実です。それが何故今回は死亡の原因となったのか? それが問題とされているのです。
 医学に素人の者でも、頭の中は、“エエッ! そんなことで人が死ぬの???”と、この病院の出した回答を聞いて思う方は多いはずです。
 しかし、一応専門家の言うことなのだから“多分そうなのだろう”と、それ以外の答えを自らは何も思いつかないので、後は日にちが経てば忘れて行くのです。

 もし先天的な異常が彼にあったとしても、それにプラスして何らかの激烈な力が心臓に加わったと判断する方が、この死の理由を遥かに理解できるはずなのです。
 その一過性に加わった力の原因が何かということです。
 私は、このことを私どもの研究成果から、一般の人々に判りやすいようにと、良く次のように説明しております。


 人間がその生命を落とすのは病気による場合ばかりとは限らず、事故や殺人によっても命が奪われます。そして、ことに物理的因子が原因の事故や殺人による死は高度の打撃ないし傷害によって生ずることは周知の事実です。
 ひるがえって病死、ことに心臓発作(狭心症、心筋梗塞、心臓喘息など)及び脳卒中発作(脳溢血、脳梗塞など)など、いわゆる循環器系疾患死の場合はどうかを考えた時、これも強力な打撃ないし傷害が体の内側から加わって起こると、その症状などから判断することができます。
 例え体が弱った病人とはゆえ、生きている者が死ぬという劇的な大変化を生ずることは、それ相応の原因が加わらねば起こりえないはずです(これは、病気発症の場合も、死という劇的変化とは加わるその打撃や傷害の度合いにかなりの差はあっても、同様であると判断されます)。

 そこで、いったい何がこれらの病気の際に、人間に急性に死をも生じさせるほどの打撃や傷害の原因因子となりうるのかを究明する必要があります。
 数ある慢性病の中でも、人間を急死させる原因となる代表的な病気である心臓発作及び脳卒中発作は、自殺しようというような目的を意図してわざわざ故意に毒を飲んだから起こるという類のものでは絶対にありません。
 すなわち、これらの発作による急死は、体の内部での産生物質が原因となって起こるものだと考えることが妥当なはずです。また、その原因物質は、ある特定の臓器で常時多量に産生されているものだというようなことも絶対に考えられないわけです。
 しかも、重篤な脳溢血発症時には異常超高血圧を生じ、また、心臓発作発症時には脈も触れ得ないほどの低血圧を生じます。そして、その症状は急激に発生かつ消失します。
 したがって、このようなことを引き起こす原因物質は、体の中である条件が揃った場合にのみ一過性に産生されるもののはずで、ごく微量で極めて激烈な作用を持つものだと考えられます。また、これらが水溶性の物質であることは言うまでもありません。さらに、心臓及び脳卒中発作発症時に現われる諸症状から、その物質は非常に激烈な血管収縮・痙攣作用及び組織傷害作用を持っていると判断することができます。

 そこで、以上の条件すべてを満たす物質がこれら発作の発症原因物質である可能性が極めて高いということになります。
 このような考えの下に私どもはその真の犯人探しを行い、そしてついにその真犯人を見つけ出したのです!
 その答えとして得たものが“酸性腐敗便(食べたものが何らかの理由で十分消化できず、腸内での腐敗・発酵が高じた結果、強く酸性となるに至った腸内で、不消化残渣が高度に腐敗した糞便)の産出・吸収”なのです。

 一人の人間が死ぬという変化は、それ相応の原因が無く起こることでは絶対に無いのです。現在の日本では慢性諸病により年間70万人ほどの人々が亡くなられています。私は、その根本原因が酸性腐敗便であるという結論に達しています。
 しかし、医学界は依然として慢性諸病の原因を未解明としております。
 原因を解明して、その根本原因に対する治療をせずして芳しい治癒成果の上がらぬことは自明の理であるのです。