横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

温度差だけで年間1万4千人も死ぬのはおかしいと思いませんか?(その2)

2007-11-23 14:22:46 | Weblog
 世の中で何かが起こった時、大半のケースでそのことには様々な数多くの事柄が関係しています。
 この伝で述べますと、病気や死にも当然、様々な因子が関わっているわけです。
 風呂場での年間の死亡者数が1万4千人ということを聞きその数に驚きを感じます。
 このことの原因に関しても当然様々なことが関係していると推察されます。

 ところで、このことの原因を、脱衣所と浴槽内との温度差にあるということで一件落着であるとして済ませています。

 確かに冬季は、脱衣所は寒く浴槽内は熱いので、この温度差は30~40度ほどもあります。
 寒いと血管収縮が起こることは誰もがご存知のことです。
 したがって、急激な温度変化による血管収縮が血圧値の大きな変化をもたらし、このことによって起こる血圧値の変化による障害が死をも招かせるのだという説明は、論理的に矛盾はしておりません。

 しかし、自殺者が3万人台に対しての1万4千人は余りに多いと感じられはしませんか?
 自殺者は「死のう!」と覚悟して、確実に死ねる方法・手段によって死を選択した者たちです。
 これに対し、風呂に入ることは、体を清潔にすることも目的ですが、日本人の場合にはとくに、一種の慰安として入浴するケースが多いのです。
 その慰安となるべきものが正反対の死という結果をもたらすのです。
 温度差が確かに上記のようなことから、血管が脆くなったりしているお年寄りの死の原因となりうることはあったとしても、余りに数が多すぎることに、この温度差以外にも何か原因となるものが存在するのでは?という疑問を皆さんは持たれないでしょうか?