横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

日本再生論(その62)

2012-01-06 23:42:19 | Weblog
 明けましておめでとうございます。
 母の介護の合間をぬって、今年もこのブログで健康の維持・増進、病気の予防・治癒についての情報を発信して行きたいと思っております。
 なお、私のブログに記している内容は、既存の常識とされている情報とかなりかけ離れたものでありますので、“果たして本当のことなのか?信じて良いのだろうか?・・・”という戸惑いの感覚を先ずは抱かれる方が大半であろうかと私は推測しています。
 また、私の文学的表現能力が不足しておりますため、一般の人々にご理解して頂き易いよう、もう一皮剥けたくだけた書き表し方ができたらばナァということは私自身常々感じてはいるのです(本として出版する際には、優秀なリライターの方の助けを賜りたいものだと考えています)。
 ただし、私どもの研究成果は、何れは医学界の定理・定説となるものだと強く強く確信している者であるのです。
 本年もよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。


 我が国の数多くある産業の中での稼ぎ頭は、ここ数十年間は自動車産業でありました。この業界全体で総額56兆円ほどになると私は聞いています。
 ただし、グローバルな市場の中で、思いがけぬほどの円高という大きなハンデキャップを最近は負荷させられておりますため、自動車に限らず我が国の輸出産業全般がいずれも極めて苦戦を強いられておりますことはご承知のとおりです。
 我が国には自動車メーカーの巨大企業が幾つも存在しますが、何といってもトヨタがそのリーダー的存在です。
 トヨタが世界でも有数の会社と成れたのは、ジャスト・イン・タイムと自働化という2つの手法を基本にして発展したことは有名です(すなわち、効率を最大限に上げ得たということが成功の秘訣であったのです)。
 しかし、こう円高が続くと、日本国内で生産していたのでは利益が生み出せないということで、生産の拠点を国内から海外へとどんどん移しています。そしてこのことは、日本の経済的基盤を脆弱なものとすると共に、国内の雇用を大きく減らすなどのこととなっております。

 ところで、この自動車に続く産業としてヘルスケアー産業が近年急激に伸びてきています。
 産業としてのその規模は総額40兆円ほどで、高齢化社会の到来と共に今後も急速度で伸びて、10数年後には現状の約倍額ほどの規模になると厚生労働省が予測しています。
 このようになると恐らく、ヘルスケアーが我が国トップの産業ということになるのではと推測されます。
 ところで、我が国の場合も、若い人たちの雇用が極めて厳しい状態になっておりますので、ヘルスケアー分野は彼らの雇用の受け皿として期待されるものであります。

 なお、普通の産業に於いては、効率というものが極めて重視されております。すなわちこのことは、製品単価にじかに響きますので、この効率如何で価格競争の上で絶対的に有利な立場を確保することが可能となります。
 当然ながらヘルスケアー産業に於いても効率を考慮することは重要で、十分考慮すべき事項ではあるでしょうが、人々の健康や生命を守ることを主たる目的とする産業でありますので、効率よりも他に優先する事項の存在するケースがしばしば出現します。このような点は他の産業と比較した時、ヘルスケアー産業は特殊な存在だと言えるでしょう。

 私は、ヘルスケアー産業の場合には、効率ということよりも、的を射た指針の下での行動が重要であると考えています。
 すなわち、健康や生命を守るためには理に適った方法・手段のとられることが極めて重要です。このような方法・手段のとられることは必然的に効率を大幅にアップさせる結果をもたらせるはずであるのです。また、病気の罹患者を大幅に削減することを可能とし、介護を必要とする者の数を大幅に減らすことを可能とするはずです。
 すなわち、このことは、私がこのブログに記してきました病気の原因の正体を知ることが肝心であるということです。(続く)