横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

トピックス:川崎病、全国で急増

2011-12-19 01:39:08 | Weblog
 川崎病、全国で急増 6年連続1万人超え 2011年12月18日(日)08:00

 昨日(12月18日)上記しましたような記事が掲載されました。

 川崎病(小児科医の川崎富作氏が昭和42年に報告した原因不明の疾患。全身の血管が炎症を起こし、高熱や発疹といった症状がでる。重症化した場合は心臓の冠動脈瘤などの重い合併症が起こるため、重症化をどう防ぐかが大きな課題となっている)については過去に私のブログでも採り上げたことがあります。何時ごろ記したのかかなり以前のことで時期を忘れてしまったのですが、この病気は、私がこのところ述べている私どもが言うところのカゼと同類の範疇の病気であると結論しています。

 川崎病の研究者の中に、この病気が猩紅熱の変形したタイプの病気であるという結論に達している者がいることを知りましたが、私どもも同様の判断です。
 なお、猩紅熱に小児が数多く罹患していたのは、今から60年近く前までです。その後抗生物質(猩紅熱の場合にはとくにペニシリン)の出現と共に典型的な皮膚に赤い発疹が出るタイプの猩紅熱罹患者は劇的に少なくなりました。
 そしてその後、赤い発疹は出ないがその他の症状は猩紅熱と近似の病気が流行するようになり、このような病気を異形猩紅熱と呼んでいました。

 私どもが言うところのカゼはこの異形猩紅熱のことであります(また、扁桃腺炎のことでもあります)。
 なお、過去に於いても、新しいタイプの抗生物質が販売されるようになる度ごとに、新種のカゼと感ぜられる病気が出現し、その新しいタイプのカゼの発見者の名前が病名の頭に付けられたりしてきたということがあるのです。
 いずれも、新たに販売された抗生物質に対して耐性を持った菌を原因とするカゼ様の病気であると考えられ、次々と開発製造される抗生物質とその耐性菌による病気の流行という、イタチゴッコの繰り返しが続いてきているのです。
 そして、この繰り返しの中でより厄介で強力なアレルギー、時に重症化した場合には、極めて厄介な自己免疫を発生するタイプのカゼへと変身を遂げてきたのだと私どもは結論しています。

 “重症化した場合は心臓の冠動脈瘤などの重い合併症が起こる”とのことですが、カゼと酸性腐敗便とが相互に増悪化する密接な関係にあり、病気の死の罠を形成していることを最近のブログの中で私は述べました。冠動脈瘤が生ずるのはもしかすると、酸性腐敗便の産出・吸収が並行して起こり、血圧値の強力かつ急激な上昇により、小児の柔軟な血管が風船を膨らませるように膨らむことが起こることによるものであるのかも知れないなどとも推測しているのです。
 
 私の父が亡くなってからもはや20余年にもなります。そこで、上記しましたような私どもの判断については、さらなる究明が必要な部分もありますので、医師の協力が得られ無ければこれ以上の解明は困難な現状にあります。
 しかし、上記しました内容が妥当であることが確認されれば、遥かに効果のある対処を行うことが可能になると思っております。