横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! ①

2008-08-02 09:50:21 | Weblog
 “病気になったら医師に掛かる”のが当たり前と今日ではされています。
 人間というものは、他の数多くの人がやっていることを当たり前のことと考え、何の疑いも無く自分も同じ行動をとる習性を持つ生き物であるようです。
 果たして本当にそれが適切な行動であるのかを、考えてみることすらしない人がほとんどのようです。

 昔は、一人の人間が色々な知識を持ち、一人で何役もこなすのが当たり前でありました。しかし、今は、例えば医学の世界でも細かく分かれていて、専門職化が進んでおります。
 ましてや、“医学”とは極めて難しい学問である、だから素人が考えても判らないから、その専門家に任せておくべきであるというような考えを大半の人々はお持ちのようです。
 確かに、事細かな部分はその道の専門家でないと判らないでしょう。しかし、このような考え方を端から持つべきではないと私は思っています。

 病気になるのはご自分自身であって、それが良くなるのも悪くなるのも、責任が誰にあるにせよ、結果のすべてを背負い込むのはご自分自身です。
 それが生命の掛かったような病気であれば、生命が失われてしまえば、少なくもそのご当人は文句を言うことすらできなくなってしまうわけです。
 そうであればこそ、病気に対しての知識を深め、健康・生命を任せるに値する医師であるか否かをも良――くお考えになる必要があると私は考えるのです。
 皆さんもそうはお思いになりませんか?

 例えば、小児の病気などでは、小児自身は病気になると、苦痛にただ泣き喚くあるいは、気だるさで黙り込んでしまうだけで、自らの体の状態を医師に言葉で説明し訴えることすらできません。
 そのような際には、母親が病気発症前の様子や発症後の経過などを医師に説明して伝えることになります。
 このようなケースで医師は、“我こそは専門家である”と、母親が横からゴチョゴチョと述べるのをうるさがって良く聞かず、結果的に子供さんが短時間で亡くなられてしまったり、重い後遺症を負うなどのことが、ごく稀なことではありますが起こって、裁判沙汰に持ち込まれるようなケースもあるのです。

 ことに小児の場合には、母親が我が子の代弁者であって、一番良く観察して情報を持つ存在の者であるわけです。この者の言葉をないがしろにすべきでは無いのです。また、自らの子供のためにも母親たる者は、それなりの病気に関する知識を持って注意を払うよう努力する必要があるのです。