横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

座して死を待つのか? それとも・・・その102

2008-08-01 08:36:49 | Weblog
 『週刊東洋経済』という週刊誌に、“医療、介護、住まい、年金…不安大国の真実 総検証 ニッポンの老後”というタイトルの特集記事が掲載されております。
 団塊の世代を含め千三百万人ほどが、まともな医療や介護を受けられずにさまよう事になるというフレーズが見受けられ、私もこのままだと本当にそうなりうるであろうと強く危惧しているのです。
 まだ私は、この雑誌を購入して内容を見ておりませんが、読めば読むだけ不安がつのる内容のものであろうことが、記事のタイトルを見ただけでも推察されます。

 さて、とかく将来予測というものは、従来通りの方向に惰性的に進行するであろうとして考える場合がほとんどであるようです。これに、少しは今後の科学的な進歩もあるであろうという希望的観測を加味して、多少良い方向に見た予測が机上で作成されるわけです。

 ところで、自動車、飛行機、機械などは、この1~2世紀余りの間に、驚くべき進歩を遂げましたことはご承知の通りです。
 しかし、医学に関しては、伝染病の原因解明による進歩は素晴らしいものがあったわけですが、他の科学分野に比べた場合、その他では目ぼしく進歩を遂げたものが余り無いのです。
 したがって、飛躍的な進歩を加味した将来予測をなかなか立てにくいのだと思われます。

 伝染病の原因が解明される以前は、結核などに罹ると、現在のガン以上の死亡率でありましたし、また、強い伝染力のある病気でありますので、隔離された環境に強制的に押し込められた中で、“まもなく自分は死ぬのだ!”と、お先真っ暗な気持ちとなって、鬱々とした日々を過ごした人が数多くおられたわけです。
 それが、原因が解明されたとなると、トタンに目の前に立ち込めていた暗い闇の中に希望の光が差し込んできて、瞬く間にまったく違った心境となることができるようになったわけです。

 科学の発達というものは、或る発見を機に、一段上のステップに階段を上るような形の進歩を遂げることができます。
 その一段上がったところから見る景色は、今まで見ていたのとは当然全く違った目線のものとなります。したがって、慢性病に対する医療も、従来とは相当違ったものとなり、上記の週刊誌の予測と異なるものとなるのです。
 私はこのブログで皆さんに、この、一段乃至二段も上がった未来の世界がすでに可能であるのだということをお知らせしているつもりなのです。