「おだやかな海は上手な船乗りを作らぬ」 (西欧の諺)
波瀾万丈の人生の荒波を体験するから一人前の人生の船乗りになるのです。
皆さんは立派な人生の船乗りです。
自信を持って人生航路を航行してください。
3000年前、オリエント地方に1人の若者がいた。
ある夜、夢の中に神が現れ「キミの希望を1つかなえてあげよう。 何が欲しいかね?」
若者は「長命、健康、美しさ、幸福、栄光、成功、富、愛…」
「僕はまだ人生で大切 なものが何かを知りません」 「だから一番欲しいものは知恵、物事を理解する心」と答えたのです。
若者の望みがとても気にいった神は、その望みをかなえてあげたのでした。
彼の名はイスラエルの皇太子ソロモン王です。
私は神にいつもお願いしています。
「 生きる力になる言葉」を 欲しいと。
それで、たくさんの言葉を下さっているに違いない。
「言葉は心を伝える船」なのだから。
薄く軽い布地で作った単衣(ひとえ)の着物のことを羅(うすもの)といいます。
万葉の時代から「綾羅(りょうら)」「軽羅(けいら)」「綺羅(きら)」「薄衣(うすぎぬ)」という言葉が使われています。
軽いので「蝉の羽衣」「蝉の羽」また美しいので「地上の星」と表現もされています。
「心にまとった綾羅が
あなたの言葉で
軽くなりさらに
透けてしまいそうだ」。
皆様の言葉で心軽くなり、勇気を持って旅立つ人がたくさん出ることでしょう。
皆様こそ地上の星です。
ありがとうございます。
『迷い道
青葉時雨に
胸晴れる』
(私)
青葉時雨(あおばしぐれ)とは葉っぱの雫が落ちること。
心惑いながら、竹藪の下を歩いていたら昨晩の雨の雫がぱらぱらと頭にこぼれて来た。
ぱっと気持ちが晴れました。
小さなことに心迷わすな!
一滴の雫で気持ちが晴れ、感謝の心で手を合わせました。
ここも青葉時雨が降り注ぎ気分が晴れますように。