生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

慈悲の衣

2022-08-27 02:01:43 | 日々の暮らし

中国の古典で作者不詳の言葉に
「生年(せいねん)は百に満たず常に千歳(せんざい)の憂(うれ)いを懐(いだ)く。昼は短く夜の長きに苦しむ何ぞ燭(しょく)をとって遊ばざる」があります。
生きられるのはせいぜい百年に過ぎない。
それなのに千年先のことまでも心配している。
昼は短く、悶々とする夜は長い。
いっそのこと、灯りをつけて、夜通し遊ぼうではないか。
不安や苦しみで寝つかれない夜はあるものだ。
眠れない夜は、暗いことではない、明るいことを考えればよい。
誰にもあるものです。不安や苦しみ。
それが人生なのです。だからそんな時こそ遊んだり、楽しいことを考えていれば乗りきれるものです。
月を眺めて下さい。
月明かりは仏様の明かりで照らしている。
これを「慈悲の衣」といいます。
気を楽にすることの大切さを説いた言葉です。
悩んで寝つかれないときは椅子に座り明かりをつけてみましょう。たいした悩みではないことに気づきます。
心が休まれますように。

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正は負の遺産

2022-08-26 20:39:04 | 日々の暮らし

「マイナスを何度も繰り返すとプラスになる。」
    (私)
人生は何度も「負」の連続です。
そうして、「正」をつかむものです。
ノーベル賞をとった人達の言葉を聞いてもそうです。
正は負の遺産から成就するものです。

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今日を生きる

2022-08-25 05:13:42 | 日々の暮らし

「人生に往復切符はない。一度出発したら二度と帰ってこない。」
  (ロマン・ロラン)
昨日の出来事、感動、悲しみはいつまでも忘れない。
だから今日を私らしく精一杯生きようと思う。
今日という日は二度とないから。

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愛について

2022-08-24 19:45:44 | 日々の暮らし

愛について鎌倉時代の
僧侶無住が説いた言葉
を紹介します。
『愛は事(じ)なり』
です。
はて事とは何でしょうか?
事とは「同事の心」の
こととあります。
同事の心とは、自分の立場を捨てて『相手と同じ境遇になって協調できる心』のことです。
例えば、体の不自由なお年寄りに対して同じ目線になって接する心ということです。
『愛とは相手に合わせ
る力』をいいます。
自分のことを押し付けてしまっては愛とは言えないのです。   
愛とは与える事と言った人がいました。
まだまだ愛が足りないと反省しております。愛されたければ
愛しましょう!
相手を思いやる気持ちが愛なのです。

        

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自分を頼れ

2022-08-24 03:43:37 | 日々の暮らし

最古の仏教の言葉に
 「おのれこそ、おのれのよるべ」という言葉があります。
 人を頼りにするのでなく、自分自身を頼りに
 自由に生きることだと
説いています。
 自由とは人のせいにしないこと。
 すべての原因を自分に求めることと教えています。
 「すべてはおのれのよるべ。」
 誰かさんに聞かせてやりたい言葉です。
今日の気づきになれば。

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